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tsurezure_nikki
「自由に慣れれば慣れるほど不自由だって、どうして誰も僕らに教えてくれなかったの」
とは、宇多田ヒカルさんの「Mine or Yours」の歌詞で、なんとなく頭に残っていた。
で今日認知症のばあちゃんと話していて、また思い出した。
話の流れで、ばあちゃんが「男性は何も家事ができない」みたいなことを言ったので、
昔はそうだったかもしれないけど、今は割とみんなするよ(少なくとも、女性だけという考え方はあまりない)と伝えた。
そしたら「まぁ!ずいぶん良い時代ね。この時代に生まれたかったわ」と。
確かに、女性に限らず個々人の権利とか選択肢という意味ではとても良い時代だと思う。
私も今の時代に生まれてよかった。
なんだけど、女の人も働いて当たり前というか、みんな自分のことは自分でやるの。
それに会社についていくという時代でもないから、みんな生き方とか働き方とか見つけようとしてる。そういう意味では大変かもしれない。
と、ここまで話して私はなんでこんな真面目に話してるんだろうと思った(笑)
「自分のことは自分でやる」その辺の話をしたあたりから、ばあちゃんも少し不思議そうな顔をした。
そもそも「老人ホーム」ってなんか色々特殊だよなー。
でもばあちゃん、穏やかになったなー。
そんなことを思いながら帰ってきて、今。
何もお手本がないからって、そういう時代だからって全部ゼロから模索することもないよなと。
答えがなかったら部分的に昔のやり方を引っ張ってきてもよい。
大海原の航海地図を自分ひとりでつくることは無理だ。
誰かに影響されて、多少引っ張られ、たまに巻き込まれ、逆もしかり、
そういう切れない糸が自分をつくっていくんだなとぼんやり思う。
