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【豊臣兄弟!】ガクブル光秀を横目に、本能寺を予想しちゃう~。

信長さまが怖いんだよ~。
大魔王になっちゃってるよ~。

お市さまの力添えもあって、信長さまも久しぶりに気をゆるめることができた。
よかったね。

宴が終わってから、信長とお市さまが満足そうに話してたのが印象的……いや違う。
印象的だったのは、話してた場所。
めちゃめちゃ煌びやかで、あれは絶対、安土城の天守閣の最上階に違いない。

直前に、長浜城の天守閣最上階のシーンもあったよね。
秀吉が、信長さまにめっっっちゃ褒められたシーン。
ここで普通の天守閣最上階を見ていたから、安土城の天守閣最上階がよけいに華やかに見えた。

でも、信長さま、本当に孤独なんだな。
安土城では、あんな場所まで行かないと、お市さまと本音で話すこともできないなんて。

***

信長の弟の息子である織田信澄。
弟は信長を裏切り、殺された。
その息子である信澄は、ずっと「自分は始末されてもおかしくなかったのに、命を助けてもらった」と、信長に感謝して従順に暮らしてきた。

しかし、彼は最近急に登場したわりに、やたらと出番が多い。
この人、なにかおかしい……と思っていたら。

案の定だった。
想定の上をいく「案の定」だった。

そうくるのか!と、うなるよね。

以前の回で「ちち上、このようなものが」だったかな?
夜間、光秀に誰かがメモのような手紙を渡したシーンがあった。
開くと、それは義昭公からの密書、のように見えた。

名前は書いていないが、花押がある。
光秀はそれで義昭公からと理解した。

私は、そもそもあの花押が義昭公のものか分からなかったので、べつの誰かの花押なのでは? などと邪推していたものだが。

一応、あの花押は義昭公の花押だったらしい。
というか、義昭公の花押を真似た偽物だったらしい。

そうか。
光秀に息子、いたんだっけ?まあ、いるかあ、とかのんびり思ってたけど。
「ちち上」と呼びかけて、密書らしきものを持ってきたのは、あの人だったのか。

変だと思ったんだよね。
普通、ああいう外部から取り次いだものって、家臣が持ってくるはず。
なぜ「むすこ」が? って思ったんだよ。
まるで「むすこ」が仲介してるみたい。

でも、なんとなくスルーしちゃってた。
だって光秀ったら、あの密書を思い出すたびに打ち震えちゃって、大変なんだもの。
ガクブル光秀。

***

信長は次回、『本能寺』をむかえる用意万端って感じ。

「よい侍になった」って秀吉のことを褒めて、泣かしたり。

しかも秀吉に、着ていた羽織をかけてやる。
きっと秀吉はあれを家宝にするよね。

***

羽柴家のおんなたち。
かなり頑張った。
慣れない踊りとかね。

慶(ちか)は、いろいろ、たしなんでるんだな。
なか・とも・あさひの三人が踊れないのは当然だけど、寧々もあんまり…な感じ。

家柄の違い?
それとも本人の性格?
寧々の若い頃を思い出すと、おとなしくたしなむとは、あまり思えないし。

そういえば、お市さまと寧々は「久しい」と言う間柄のよう。
そんな仲良しだったっけ?
あるいは仲良しまではいかなくても、付き合いがあったんだっけ?

秀吉&秀長も、だいぶ下っ端の頃からお市さまとも面識があったわけだし、寧々も面識があってもおかしくないけど、そんなシーンはあったっけ?
ちょっと忘れてしまった。

でも酔っ払った寧々は、素晴らしい働きをみせたね。
秀吉を弾劾しているように見せかけて、実は信長に「秀吉がいかに忠義の者か」を猛アピールした。
賢い寧々。よっ、日本一!

そう。酒に酔っていたから我を忘れただけ。
一瞬、信長さまがいらしてることを忘れたわけではない。
怖いから酒の力を借りて勢いをつけただけ。
……だよね?笑

とも、あさひのふたりも、ね。
酒の力を借りながら頑張ったんだよね。たぶん。笑

後ろのみんなは、お酒を飲んだとはいえ、あきらかにこの機に乗じて空気を変えようと頑張ったんだろう。
信長さまの機嫌を損ねたら一大事だもの。

寧々も、きっと頑張ったんだと思う。

とも、あさひは、ちょっと疑わしい気がするんだけど。
実は、演技ではなく素だったんじゃないかなあ、なんて。
少なくとも、ふたりのうちのどちらかは、素。
全員、意図的にやったとは思えないんだけど。

ドラマのなかで、後日、三人が「あのときはこうだった」と語ってくれたら面白いんだけどなあ。

***

羽柴家で、信長さまとお市さまをもてなす宴。
そこに猿回しも登場した。

あれは、日頃から飼ってるんだよね?
常日頃、猿回し芸人を雇ってるんだよね?

だって「お忍びだから他人を入れられない」みたいなこと、小一郎が女たちに言ってたしね。

じゃあ、なんのために?
いざというときに、笑いをとれるように?

サルと呼ばれる秀吉が、猿回しを出せば、そりゃ笑いはとれるけど。
あるかないか分からない「いざ」のために、用意してたのか!?
そして今がその「いざ」なのか。

うん。そうだろうな。
あの兄弟なら、そのくらいのことはするね。
あるかないかなんかどうでもよくて、「いざ」のために。
そして信長さまの精神的ピンチならば、その「いざ」に該当するに決まっている。

さすがサル。

***

そういえば、信澄とその父(信長を裏切った弟)は、面差しがなんだか似てる。
視聴者という第三者の立場でしかない私がそう思うんだから、あの信長にとっては、信澄を見ると弟を思い出してしまうのも仕方ない。

そしてあのようなシチュエーション。
あのような角度。

そりゃあ、信長の理性が飛んでしまうのも、やむなし。

信澄は、そこまで計算しなければならなかった。
まだまだ青いな。

……っていうか、まあ、そこまでの計算はなかなか無理だね。
そんなところまで計算できる人が、もしいるとしたら、それはお市さま、ただおひとり。

***

本当にこのドラマのお市さまは、孤独な信長の唯一の理解者だね。
ほぼ対等に近い立場で、物事を見て、信長の気持ちを推し量り、ある程度意見しても逆上されない。

信長ラブ!な秀吉は、必要ならある程度意見する度胸は持ち合わせている。
でも、簡単に逆上されるし、本人も基本的には逆らわない習性がしみついている。

そしてあくまで上下関係でしか、信長を見ていない。
上下関係で見ているうちは、信長さまのお心の内を推し量るのはなかなか難しいぞよ???

と思ってたんだけどなあ。

信長さまのお心が心配だ!って騒ぎだしちゃった。
愛のチカラは偉大だ。

***

さて、いよいよ次回は本能寺。
予告では、燃えさかる部屋で信長が、最近露出の多かったあの人(A)に、めっちゃ至近距離で何かを告げている。

俺の死体を隠せ!みたいな話かな。

A:わたくしもお供いたします!
信:供など要らん!
  そんなことより、お前は俺の死体を運び出せ。
  絶対にやつらの手に渡すな。
  誰にも見つからんように琵琶湖に沈めろ。
A:殿!
信:分かったな!!!(渾身の凄み)
A:承知いたしました。

そしてふすまの向こうに消え去る信長。

それ以降の画面はAからの視点。
燃えさかる炎が見え、倒れる柱の音などが聞こえつつ、ふすまの向こうから信長が自害した音が聞こえる。

いやいや……!
今作の信長には兄弟愛が重要なキーワードだ。

Aに最後の命令を下した信長は、みずからの支度をしながら、弟や義弟のことを思い出す。
信じては裏切られるのくり返しだった人生を思いながら旅立つ。
その表情は怒りか、あきらめか。
どっちだ!?

「結局、おれは負けたのか」とつぶやいて皮肉な微笑。
これか? これか?? これなのか???

そして心のなかで「サル、おまえに任せる。やってみろ」とか。
いくら羽柴の兄弟が主役のドラマだからって、ここまでやるのは、ちょっとやりすぎか。笑

でも長浜城での、サルが「いい侍になった」って褒めたシーンを受ける何かがあって欲しい気がするんだよなあ。


さあ。次回を楽しみに待つとしよう。
 


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