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ひとりごと 6/15 〜GOING STEADYから考える男の子〜

先日、恋人の家にずっと飾ってあった謎のものを見せてもらった。

これである。わかる人にはわかるであろうGOING STEADYの最後になってしまったたまたま映像回してた作品。すげえ絵だけど、どういう系の音楽だろうとずっと思っていた。
ちなみに恋人は壁などにCDを飾る癖があり、謎のブラウン管テレビとオーディオセット(スピーカーが6台)&数十本のギターが押し入れに突っ込まれているCD部屋と数十本のギターが押し入れに突っ込まれているベッドのある部屋と洗濯機があるリビングで生活している。
「あなたGOING STEADYは通ってないでしょ?」と問い詰められた。そうなのだ。私は銀杏BOYZやGOING STEADYという名前も峯田くんという人も聞いたことがあるが、それは恋人のカラオケでしか知らない。そして、大森靖子さんが好きだったくらいの情報しかなかったのだ。
というわけで、まず、普通のフィジカルを聴いた。すごい男の子臭。逆にすごい。どうやって歌詞書いたんだ……。なんのペンで……。綺麗でしょ?美しいでしょ?と問いかけられる通り、その歌詞には男の子のものすごく純粋な気持ちが書かれており、描写も綺麗だ。そんな、自分のいのちや声を引き換えにしてもこの世界をあげたいなんて、私は思ったことがない。そんな純愛、ピュアさは持ち合わせていない。私は聴きながら、知らぬ間に微笑んでおり、思いを馳せた。
そして、「もうこの流れは映像を観るしか!」と恋人が頑張って買ったmotu m4とノーパソを繋いで、いざ!
待って……?

あのさ、VHS(合ってますか?)ビデオ…はさ、パソコンで観れんのよ!? 私久しぶりにビデオ触りました。何年振りくらいでしょうか?最後に触ったのは小学生…だったと記憶しています。というかビデオってこんな黄色いの作れるの!?すごいね!フィルムを巻けずにでろでろ出してしまって怒られた記憶が蘇ります。私が感動している間に、DVD版を恋人が見つけてくれたので、そちらで観ました。
ライブ……あの……お年を召された方でしたらこれ転倒しているので骨折しますね。ではなく、熱くて、みないい表情をしていました。当時は合唱厨だの、おいおい厨だの言われていなかったんですね。私は一緒に楽しんで聴いている感がすごく伝わってきて嬉しくなりました。例え、ダイブをしても避けずにていていしているみなさんも、ボーカルが飛び込んでいっても優しく頭なでなでされていたり、前の方に来てしまった方が自ら後ろに下がったりしていてかわいかったです。
曲はね、もうわからない!知ってるはずなのに……お客さんが歌ってくれてああ!これか!ってなってました。サビで戻ってこないこともあるけれどそれも一興。この2003年という時代の良いライブでしょう。まあ、一体感がすごい。
恋人が「STAND BY ME」でカラオケの中で暴れたことがあるんですが(おそらく恐れ多くもGOING STEADYならび銀杏BOYZ好きな方の前で)なるほど納得。それはああなりますよね。というリスペクトが詰まっていたのだと改めて。

さて、私の話をしましょう。
私は、こんなに純愛な気持ちを持ち合わせている男の子を知りませんでした。というかこれは恋人にも話したのですが、男の人全般が割と未だに恥ずかしながら怖いのです。フォロワーさんや知っている方は信頼しているので話せますが、もう少し距離を取りたいところ。ネット弁慶なところがあり、現実ではかなり距離を取ります。
小中はまともに男の子と話したことがまったく記憶になく、高校も女子高、大学も元女子大でほとんど男の子がいません。私にはローデータがないんです。
はじめてのバイトをさせていただいたとき、本当にはじめて男の人に向き合いました。小学校は家庭環境もあり、いじめられたので(蹴られたり画鋲悪口死ね噂話くらいで軽めです)なんともですが、中学校はまともに相手をし、話してくれるクラスメイトの男子はいたはずなんです。でも、向き合いませんでした。信じられなかったのです。「どうして、宮地は敬語なの?」ということを割と人気のある男の子に聞かれたとき、答えられませんでした。まさか、人が怖いからだとは言えなかったんです。

話を戻して、私は今でも特に男性の気持ちに耳を傾けたり、想像することを怠っているように感じます。彼らの気持ちを、そうですね、例えば元彼たちの気持ちをちゃんと私はたくさん聞いてわかろうとしたか、私は是と言えません。申し訳ない。

だから、GOING STEADYのこの歌詞たちがすごくびっくりしました。こんなことを思っている男性がひとりでもいること、そして共感している男性がいること。そして、私には無いものだと落ち込みました。余程私の方が穢れています。恋人がGOING STEADYを観て「汚くないでしょう?」と言ってくれました。もちろん、汚いはずがありません。よほど、純で尊い、その期間しか書けない歌詞です。32歳の私が絶望するほど、尊い。

私は所詮、男の子のことを見ているふりをしているだけで、向き合わず気持ちをきいていないのだと思い知らされました。どうせ私の書く男の子は妄想なんです。
それと、語弊を招きそうですがあえて書きます、過去処女だった私にはART-SCHOOLの歌詞でさえ怖かったのです。男の子というものがわかりませんでした。綺麗なところはあります、わかりそうですが、どうしてそんな言葉が連なるのでしょう? 気持ちが想像できませんでした。
私はおそらく、これから反省して、男性というものを頑張って見ていくことになるのでしょう。難しいですね。いろいろな人がいるでしょう、男性女性を区別してはいないはずだと奢っていましたが、やはり男性は男性……怖いものと刷り込んでしまったこと、申し訳なく思います。
俗に言えばヤリたいから彼女になってほしいんでしょう?穴が欲しいんだ?としか思えない、こんな未熟な発想は捨てます。もっとよくおひとりおひとりを見て、考えましょう。そのせいで傷つけた事例もあり、反省しきりです。

昨日、GOING STEADYを観れてよかった。
今後私の男の子観をガラッと変えてくれるものでした。
ありがとう。
そして、長いのにここまで読んでくれた方もありがとうございます。
私がちゃんと男女その他区別なく''その人''を見て、文章にできますように。怖くないよ、男の子。大丈夫。

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