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[ Decode Art ] エコノミストの解読 2026 第一章

はじめに



 毎年、年末近くになると、世界の知的好奇心溢れる人々がある一冊の雑誌の刊行を心待ちにします。それは何かと尋ねたら、英国の権威ある経済週刊誌『The Economist(エコノミスト)』です。

 特に注目を集めるのは、世界の政治、経済、地政学、テクノロジー、環境といったあらゆる分野における翌年の主要トレンドを分析・予測する名物企画「The World Ahead」。このシリーズは2026年版をもって通算40周年の節目を迎えました。このことからも分かるように長年にわたり世界情勢を客観的に分析してきたエコノミストの論考は、極めて高い評価と信頼を獲得しています。

 しかしながら、エコノミストが世界中で特別な注目を集める理由は、単なる高品質な予測記事だけではありません。それ以上に世界的な話題となり、時にはミステリーや都市伝説のように語られる最大の要素は、その「表紙のデザイン(カバーアート)」にあります。



・表紙


「The World Ahead」


 同誌の表紙には、一見すると抽象的なグラフィックやイラスト、多様な象徴、そして難解なモチーフがちりばめられています。過去の表紙を振り返ると、当たらずとも遠からず、しかし偶然にしては出来すぎている事例がちらほら。このことから知的好奇心あふれる人々の間では、「エコノミスト誌の表紙は単なるイラストではなく、世界の支配層や影響力を持つエリート層が提示する未来のアジェンダ(行動計画)や予言そのものではないか」という噂が絶えません。また、その噂を後押しするのが、1972年から1989年までは赤い盾の分家のエヴェリン・ロバート・ド・ロスチャイルドが社長だったという事実。

 したがって、イラストの中の隠されたメッセージや色彩の対比、配置された小さなオブジェクトに至るまで、一つひとつの要素に「象徴的な意味」が潜んでいると考えられているのです。

 それはまるで我々カバリストが錬金術の象徴画を読み解くかの如く。




・半年が過ぎ



 さて、わたくしたちが生きるこの2026年も、すでにマグダラのマリアの祭日を通過し、1年の折り返し地点を過ぎました。そこで本稿では、『The World Ahead 2026』の表紙に描かれた暗号のような絵柄や象徴群を改めてDecodeいたします。そのうえで、2026年上半期に実際に世界で起きた重大な事件や社会変化と照らし合わせ、時系列に沿って「表紙の描写と現実の出来事の答え合わせ(検証)」を行ってまいります。

 表紙の複雑な描画は、果たして2026年の世界の混沌をどこまで正確に言い当てていたのでしょうか。


「2026」


 そして重要なことは、2026年上半期の現実に起きた出来事を振り返りながら、2026年下半期に起こりそうなことを推理すること。この手順、つまり過去に起きたことを今分析し未来を予測することの重要性は『周期性』シリーズで嫌というほど学びましたね。



 今ある情報で未来の解像度を上げる。今回も同じです。では始めましょう!







追いかける理由


・不死鳥の解読


「1988年の表紙」と「2018年の動き」


 「エコノミスト誌の表紙は単なるイラストではなく、世界の支配層や影響力を持つエリート層が提示する未来のアジェンダや予言そのものではないか」ということがよく分かる事例から始めましょう。(過去に『不死鳥の解読』でDecodeしておりますので詳細は割愛します)

 夜空の星の数88星座を連想させる1988年1月発売のエコノミストの表紙には、とても印象的な不死鳥が描かれておりました。この表紙をDecodeすると、「2018年に特定の暗号通貨が上がる」との結論に至りました。そして現実の2018年1月1日は予測通り、誰もが驚いた歴史的な暴騰を記録し三日で灰になりました。

 このような事例があるため、わたくしはエコノミストの表紙をDecodeし続けております。




・しかしながら


「バーニングブッシュ」と「2021年の夏至」


 ただ、全部が全部そうなっているとは申しません。もしかしたら、そうなっているのかもしれませんが、わたくしの実力では全ての象徴をDecodeすることは叶いません。ゲマトリアのDecodeと同じで、そもそもの「鍵」を知らないため難解な象徴群の全てを理解することは不可能なのです。

 


 しかしながら、2021年以降のエコノミスト「The World Ahead」シリーズの表紙は連続して見ることで「球体の分解と再編」が描かれていることが分かり、全体のテーマは透けて見えます。したがって、詳細を全て読み取ることは不可能ですが、他の表紙よりは解読が可能であるということ。しかも、今年は特に分かりやすく描かれており、また、今年は節目の年であるため現実の事象も目立つものばかり。よって本稿を執筆するに至りました。



Decode


・俯瞰して読み解く


 ではまず最も俯瞰した視点で「球体」のDecodeから始めましょう。



 2022年からエコノミストの表紙は「球体」に統一されております。この象徴的意味は、世界各国に散らばる「Sphere within Sphere」と同じで、旧秩序の中から新たな秩序が生まれることを示しております。

 つまりいつもの「混沌からの秩序」。


「Sphere within Sphere」


 国連の絵画の「球体を下ろすアトラス」でも示されている通り。


『持続する平和のための人類の闘い』


 NYの国連の土地の提供者はロックフェラーで、同じくNYにあるロックフェラー・ビルの前には天球を担ぐアトラスが鎮座していることを忘れないでください。そして、そのアトラスを背後から見た時は、セント・パトリック教会が背景となり、ヴィア・ドロローサを歩くイエスになることも覚えておいてください。

※ヴィア・ドロローサは変容前のイエスが歩いた、13階段だったと言われるゴルゴダの丘へ向かう最後の歩みのことです。



  • エコノミストの表紙の「球体」は「Sphere within Sphere」と同義であり、「混沌からの秩序」「変容」を示している



・新たなフェーズ


 では次に「Sphere within Sphere」の象徴を錬金術の視点でもDecodeしてみましょう。同じものが見えてきます。


「2025年のポスト」


 2023年からの表紙を並べてみると我々カバリストには一目瞭然ですね。錬金術の「大いなる業」の手順である「ニグレド・アルベド・キトリニタス・ルベド」に色分けされていることがわかります(上図参照)。



 そして、セフィロトの「1 / 10」と書かれた「マルクトとケテル」の関係からも分かるように、一番上(ルベド)まで到達したら再び下(ニグレド)へ戻り、新たな「大いなる業」を再び繰り返します。





 ですから2026年からは、「球体」という形は例年通りですが、「絵のタッチ」はガラリと変わりました。

 一が十となりまた新たな一から始まる。

 2026年から新たなフェーズに入ったということが分かりますね。



 要するに、「磔刑」の時代の新たなゲートが開き、再び錬金術の「大いなる業」が繰り返されるということです

 先日行われた魔女のショーでも象徴されておりましたね。


  • 911 = Ⅸ Ⅺ = I◯I = Gate


イエズス会のリング
イエズス会士のティモシー・ドーラン枢機卿 & クリントン男爵家のヒラリー & 成金トランプ


  • 2026年から新たは変容のフェーズが始まる



・スケールを変える



 では次にスケールを変えて、より詳細を見て行きましょう。

 これまでは最も俯瞰した視点の年単位で見てまいりました。ここからはスケールを落とし月単位で見て行きます。

 この記事をお読みになられているということは、少なからず『The Economist』の表紙に隠された暗号やメッセージを探った経験がおありのこととお察しいたします。そうした関心をお持ちのあなたであれば、2026年の表紙のDecodeに関して、以下のような考察を目にされたことがあるのではないでしょうか。



 エコノミストの表紙と時計を重ね、十二ヶ月の一年を示しているとするDecode。一月には〇〇が起き、2月には〇〇が……といった具合に、その月に起きることが描かれているとされますが…………どうでしょう。

 表紙を時計に見立てて年次スケジュールとするアイデアには同意しますが、そのDecode方法には少々疑問符がつきます。


「中心線を描きこんだ表紙」


 まずそもそも円を時計の文字盤とするなら、十二時の位置がズレていたら全てが狂ってしまいます。その観点で見た時、表紙の絵って若干左に傾いておりますのよ。ここが狂っておりますと、十二等分したときに1ヶ月程度の狂いが生じます。したがって、真っ直ぐになるよう右に傾けます。

 その角度ピッタリ12度。



 突き上げた拳が真っ直ぐになりましたね。

 ではこの画像に「月」を重ねて一年にしてみましょう。



・??ヶ月


 と言っても、時間と同じ太陽暦の12ヶ月というわけではございません。あなたもご存知の通り、暦というものは何も12ヶ月だけとは限りませんね。

 そう、今回わたくしが用いる暦は??ヶ月の暦です……と言ったところで本稿は締めとさせていただきます。あなた様の心に暦の重要性が届きましたなら引き続きお付き合いをお願いいたします。



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アパレル&小物:Cavalier Camp
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本:『As above So below』
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