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自然体の愛は、なぜ不安になるのか

最近、ふと感じることがある。

なんとなく、落ち着いている。

前みたいに、
強く求められる感じもなく、
言葉自体も少しずつ減って、

なんだか、静かになった。

本当は、
安心していいことのはずなのに、
なぜか少し、不安になる。

あれ、冷めたのかな、とか、
もう好きじゃなくなったのかな、とか。

そんなふうに
思ってしまう自分がいる。

でも、
ひとりゆっくり考えていると
少しずつわかってきた。

これは、
愛がなくなったわけではなく、
形が変わってきているだけなんだ、と。

前はきっと、
どこかで頑張っていた。

気持ちをたくさん伝えようとしたり、
つながりを確かめようとしたり。

でも今は、
そこまでしなくてもいい状態に
少しずつ近づいている。

これが「自然体」なんだと思う。

人はどうしても
強い感情に慣れてしまっている。

ドキドキすること。
揺さぶられること。
不安になること。

そういう刺激的なものを
「愛」だと思ってきた。

だから、
それがなくなると逆に不安になる。

何も起きていないことが、
むしろ怖くなる。

でも、本当は、
何も起きていないことこそ、
穏やかで、安心できる状態なんだと思う。

彼も今、無理をしていない。
彼自身もまた
「義務にならない関係がいちばんだと思う」
と話していた。

「聞けば秒で解決する」とも。

前みたいに頑張って
何かを伝えようとしなくても、
そこにいられるようになってきた。

それは、
愛が減ったわけではなく、
無理が減っただけなのかもしれない。

私はまだ、
この「静けさ」に慣れていない。

だから、ときどき不安になる。

でも、少しずつ、
この穏やかさを
受け取れるようになりたいと思う。

わからないことは
彼に聞けばいい。

素直に聞けば
素直に答えてくれる。
そういう人だから。

情熱的で
刺激的で
強く揺れることだけが「愛」じゃない。

静かにそこにあるものも、
きっと「愛」なのだと思う。


Aru.


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