読書は「正解探し」なのではなく、自分探しなのかもしれない
私は読書が好きだ。
特に自己啓発本や、ビジネス書。
新しい考え方を知るのも好きだし、
自分の知らなかったスキルや、
ちょっとしたライフハックに出会えるのもおもしろい。
たぶん私はずっと、
そういう本の中に
「これからを生きやすくするヒント」を探していたのだと思う。
どうしたらもっと楽に生きられるんだろう。
どうしたら自分に合うやり方が見つかるんだろう。
どうしたら、無理をしすぎずに進めるんだろう。
そんなことを、ずっと考えてきた。
もちろん、どこかではわかっていた。
正解は人それぞれ違うということを。
誰かにとってうまくいった方法が、
そのまま自分に合うとは限らない。
どんなに人気のある考え方でも、
今の自分にはしっくり来ないことだってある。
だから私は、
「たったひとつの正解」を探していたというより、
自分に合う方法に出会うために
たくさんの本を読んできたのかもしれない。
今朝、ふと思った。
選択肢って、
多ければ多いほどいいのかもしれないなと。
ひとつしか知らなければ、
それが合わなかったときに苦しくなる。
でも、いくつか知っていれば、
「今の自分にはこっちかもしれない」と選びなおせる。
しかも、どれが自分に合うのかを見極める視点も、
多ければ多いほど精度が上がっていく気がする。
でもそのためには、
やっぱり自分のことをある程度知っていないといけない。
自分はどんなときに元気で、
どんなときにしんどくなるのか。
何が合っていて、
何が無理につながるのか。
どdんなやり方なら続けやすくて、
どんな方法だとすぐ苦しくなるのか。
そういうことを知らないままだと、
せっかく選択肢があっても
うまく選べないのだと思う。
でも、ここもまた難しい。
「自分を知る」といっても、
自分ってずっと同じではないから。
環境が変われば、感じ方も変わる。
心や身体の状態が違えば、合う方法も変わってくる。
昨日の自分にはよかったものが、
今日の自分には少し重たいこともある。
前は頑張れたことが、今は頑張れないことだってある。
だから大事なのは、
一度「自分はこういう人」と決めて終わることじゃなくて、
そのときどきの自分をちゃんと見てあげられることなのかもしれない。
自分に合った方法に出会えるように、選択肢を増やしておくこと。
気になったものを試してみること。
合わなければ少しずつ調整していくこと。
微調整しながら、自分仕様にカスタマイズしていくこと。
そういう力が、全部完璧ではないとしても、
少しずつ育っていくだけで
人はもっと生きやすくなるのかもしれない。
本を読むことは、
誰かの正解をそのまま自分に当てはめることではなく、
自分に合う生き方を見つけるための材料を増やすこと。
そして、最後に選ぶのは、
いつだって自分なのだ。
Aru.
