最初のブラザーズ・クエイの作品の世界
The world of the first Brothers Quay piece.
クエイ兄弟の世界は、それはブリティッシュ。

ブラザーズ・クエイ(Brothes Quay)は、一卵性双生児の兄弟で、スティーブン・クエイとティモシー・クエイ(Stephen and Timothy Quay, 1947- )は、ロンドンのロイヤル・アカデミーに学び、そして、ロンドンに在住。
カフカの文学や、ヤナーチェクの音楽、ヤン・シュヴァンクマイエルの映像作品など、東欧文化の色濃い影響を受けつつ、短編アニメ映画制作に傾倒した。コマ撮りアニメ(Stop-motion animation)の分野に於いて、独特で完成度の高い映像作品を生みだし、ある意味、観る側に異端的な共感性を持たせる作家たちだ。
だが、彼らの生まれは米国ペンシルヴァニア
だが、彼らの生まれは米国ペンシルヴァニア州、フィラデルフィア郊外である。
*「母と双子」という1948年の写真は、これが彼らの幼少時の写真だ。1947年生まれなので、1歳ということになる。
クエイ兄弟の最初の作品

この写真「母と双子」(Mother and Twins 1948)から、1歳にして、すでに、クエイ兄弟の最初の作品と呼べるだろう。
2人の赤ん坊の無機質性と、後に彼らの作品中でパペットが行うなんらかの「労働」を、ここでは彼らの母が行っており、そして、大きく開いた地下室への入り口が、日常にない異世界を感じさせる。
これこそは、まさに、最初のブラザーズ・クエイの作品の世界だろう。
写真「母と双子」(Mother and Twins 1948)
この母親のガーデニング「労働」を見ている2人の幼児を写真「母と双子」から言えることは、前衛芸術運動を行う母親持つクレイ兄弟は、幼少期にすでに、お互いの目を通して彼らの周りに前衛的な芸術を見つめていただろう・・・
*ブラザーズ・クエイ(Brothes Quay)

