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アートで幸せを届けたい

なぜアートは心を豊かにしてくれるのでしょうか?

イェール大学のローリー・サントス教授による「幸福の科学」の研究では、

サントス教授が担当した
Psychology and the Good Life
(より良い人生の心理学)」からこの思考と習慣を、
アートに向き合う思考と心理に置き換えてみました。

サントス教授のオマキザルを使った有名な研究

サルに「お金の代わりになるご褒美」を与え、
買い物のような行動を学習させました。

すると 驚くことに
サルたちは人間と同じように
「得をする喜び」よりも
「損をする痛み」を強く感じることがわかったのです。

最終的に受け取る報酬が同じでも、
減らされたと感じる選択肢を強く嫌いました。

これは人間にも共通する
損失回避バイアスと呼ばれる脳の特徴です。

つまり私たちの脳は、
「できたこと」よりも「できなかったこと」
「良かった作品」よりも「失敗した部分」
「自分の成長」よりも「他人との差」を
探してしまうようにできている
からです。

多くの方がレッスンを始めると、
「上手に描けない」「やっぱりダメだ」
「失敗したらどうしよう」「うまく現せない」
「他の受講者の方は上手いのに」
「私には才能がないかもしれない」

そんな気持ちを抱くことがあります。

それはあなたのせいではありません。

人間の脳はもともと危険を察知して生き残るために作られています。
だから放っておくと、
良かったことよりも失敗したこと
不安なこと
できなかったこと
マイナスなことばかりを探してしまうのです。

そこで、アート講師として大切にしていること

「描くことそのものを楽しむ」
「小さな成長に気づく」
「今ここに集中する」

創作行為そのものが、幸福感や自己表現、
心の豊かさにつながることをご存知でしょうか?
最近、様々な研究発表がされています。

そこで今回はアートの技術、潜在能力、自己表現を育てる5つの心の習慣を考えてみました。

Let's go. Together!

アートをもっと楽しむための5つの心の習慣

絵を描くこと、
何かを作ること、
作品を生み出すこと。
アートという創作行為には、
私たちの心を整え、
幸福感を育み、
自分らしさを取り戻してくれる力があります。

<鉛筆デッサン講座初級>スマホをみながら真似て描いた作品

1. 今描いている時間そのものを楽しむ

私たちは
「上手になったら楽しい」
「賞を取れたら嬉しい」
「素敵な作品が完成したら満足できる」と思いがち
です。

鉛筆を走らせる時間。
色を塗っている時間。
紙の上に少しずつ形が現れてくる時間。
その一つひとつに喜びがあります。

レッスン中は今描いているこの時間を
味わってみてください。

創作している時間そのものがすでに豊かな貴重な時間だったりします。
体験された生徒さんが『楽しかったです』『次は何を習おうかな』と帰り際に言ってくださるので、
とてもうれしいです。
写メで応用課題や改善の復習課題も
熱心に向き合い送ってきてくれます。感謝

ポスカアートレッスン

2. 失敗を経験として受け入れる

アートには正解がありません。
だから失敗もありません。

もちろん、「思った通りに描けなかった」と
いうことはあります。
しかしそれは失敗ではなく、
経験であり生み出しのヒントです。

実際、多くの芸術家たちは
偶然生まれたにじみや線、予定外の色や形から
新しい表現を見つけています。

レッスンでも、キレイに線がかけない。
線が曲がった。色が悪い。
イメージ通りにできない。構図が悪い。

そんな時は、失敗したではなく、新しい表現が生まれるかもととらえています。

アートの世界では、偶然や予想外こそ宝物を産むかもしれません。

既存の無名ポスターの絵に自分なりの発想を加えて完成させるレッスン

3. 他人と比べず、自分だけの成長を喜ぶ

レッスンでは様々な方が参加されます。
経験者もいれば初心者もいます。
得意な人もいれば苦手な人もいます。

そこで大切なのは、
他の生徒さんの作品と自分を比較しないことです。

以前より線が伸びやかになった。
色選びが楽しくなった。
描く、創ることが楽しい時間。

伸びしろ。それだけでも素晴らしい成長です。
アートは競争ではありません。

あなたの作品にはあなたにしか描けない魅力があります。

<インテリアアート>糸に絵の具をグラデーションのように塗り平行に貼った作品

4. レッスンの仲間との時間を楽しむ

絵を描くことは一人でもできます。
でも、仲間と一緒に描く時間には特別な力があります。

誰かの作品を見て刺激を受けたり
「素敵ですね」と言葉を掛け合ったり
何気ない交流が心を温かくしてくれます。

実はローリー・サントス教授の研究でも
人との穏やかなつながりは幸福感を高めるデータが出ています。

アトリエは自分の創作の居場所でもあります。

<インテリアアート・抽象画>メディムを使ってざらざら質感を出す作品

5. これがよかった!を見つける習慣

人の脳は放っておくと、
できなかったこと
足りないこと
失敗したこと
ばかりを探してしまいます。

だからこそ意識して良いところを見つける。
どんな小さなことでも構いません。
次第に、脳は少しずつ良いところに
気づけるになっていき創作の幸福感が増えます。

アートが教えてくれること

人生も絵を描くことによく似ています。
思い通りにならない日があります。
線が曲がることもあります。
色がにごることもあります。

でも、その一つひとつが作品を豊かにしていきます。

人生も同じです。
完璧な人はいません。
完璧な作品もありません。
だからこそ尊いと私は考えます。

最後までお読みくださりありがとうございました。

<インテリアアート>板に糸を巻いてスタンプのように制作
<アクリル画講座>下地を塗り、葉に絵の具を塗り置いて剥がし重ねていく制作





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