「四毒抜き」は、やった人にしかわからない
「四毒抜き」は、やった人にしかわからない
身体操作や、和の歩法などについての活動をしているけど、「健康」を語る上で、「体の使い方」「心の在り方」と共に、「食」が非常に重要です。
今回は「食」の話です。
日本人の「肚(ハラ)」感覚や丹田を育むには、お腹の健康は欠かせません。だから和の歩法とは密接に関係があり、セッションではよく食事指導もします。(会えば大体、どんなもの食べているかわかります)
さて、まず
四毒とは?
・小麦
・砂糖
・乳製品
・植物油脂
のことであり、医師の吉野敏明氏が、これらを抜く(摂取しない)ことを提唱して、今話題になっている。
実は今回noteは、僕の体験談だけど、誰かの役に立つかもしれないと思い、筆を取り、また同じ内容をYoutubeラジオでも話しています。(こちらから)
ちなみに僕は自他共に認める健康オタクです。
なぜ健康にそんなにこだわるかというと、自分の母親が重度の疾患を抱えていたこと、そして自身も散散っぱら病気で苦しんだことから、健康を意識せざる得なかったのです。
これは、後述するけど、「頑丈な人」にはわからない感覚でしょう。病気知らずの頑強な肉体や、打たれ強さと共に、前のめりに生きていきたかったが、こちとらそうもいかなかった理由がある。
今回、四毒抜きの中でもまず取り上げたいのが「植物油脂」だ。
植物油脂。いわゆる「サラダ油」というやつで、菜種(キャノーラ)油、大豆油、コーン油、ひまわり油、マーガリン、一般家庭には出回らないパーム油、オリーブオイル、ココナッツオイル、胡麻油、亜麻仁油などなど。
以前、自身の体験談で、こんなnoteを書いた。
どうしてリンゴ・ダイエットをやったかというと、皮膚の「乾癬」だ。
これは一般医学でも難治の皮膚病で、原因すらわかっていない。
だからエドガーケイシー流の乾癬の治療を実践していた。
確かに効果はあったと思う。乾癬の他にも、もろもろと健康に貢献したのは間違いない。
しかし、決め手にはならなかった。
あまり見せたくないが、1番ひどかった時の写真を公開する。食事中の方にはお見苦しいと思う。


この後も、写真はないが悪化の一途を辿って、ただれたような湿疹が、脛全体と、太もも、左の肘の上などにもできた。
ステロイドが効かないとなると、これは普通の湿疹やアトピーではないとのことで、「乾癬」という皮膚病と知り、上記のリンゴダイエットやら、エドガーケイシー流の乾癬治療を試みた。
ちなみに、こんなにひどくなかったが、2020年から、足に湿疹ができ始め、2021年から、10数年、ずっと封印していた「ステロイド」を使っていた。基本的に「アンチ化学薬品」で生きていたのだ。
しばらくは、ステロイドの恩恵を受けていたのだが、この頃になるとまったくステロイド軟膏が効かないのだ。
乾癬になった人ならわかるが、とにかく痒い痒い痒い…。以前、酷いアトピー性皮膚炎だった時期もあるが、甲乙つけ難しな痒さで、血まみれになっても掻き続けてしまう。
ケイシーも「油は良くない」、ということで、揚げ物全般は外食で人といる時以外は食べなくなったが、それでも家で炒め物などには米油、菜種油や胡麻油を使っていた(すべて有機)。また、サラダにオリーブオイルなども率先して摂取していた。
皮膚の疾患
季節が暖かくなるとアトピーなどの湿疹は比較的良くなる。でも、実は脚の湿疹の他にも「脂漏性湿疹」が、これまた2020年から顔や首にできるようになった。とにかく皮膚のトラブルが多かった。
だから、昨年(2024年)もずっと警戒していた。秋になってスネ周りが痒くなると「また始まったか…」と腹を括った。
しかし、定期的に痒くなるものの、乾癬はほとんど出なかった。乾燥肌?ってくらいの痒さだ。
夏に脂漏性湿疹も出なかったし、とにかくここ数年悩ませてきた皮膚の痒みから解放された。
一体何が変わったか?
まずお酒。しかしそれは2023年から、かなり飲む量は減った。
小麦は、後ほど詳しく書くけど、今は厳密なグルテンフリーはしていないとはいえ、基本取らない。時々、月に2、3回くらい、喫茶店のモーニングなんかで食パンを食べるのと、シフォンケーキのようなものはそれも極々稀に食べるのはここ数年変わってない。
砂糖もそう。乳製品も、チーズを少々摂るくらいで、基本的にはあまり摂取してない。
となると、この改善に1番貢献したのは…
植物油脂
実は昨年の夏頃から、植物油脂をほとんど摂らなくなった。
揚げ物を一切食べないのはもちろん、油揚げや厚揚げ、さつま揚げのようなものも一切家では買わない、食べない。
そして、炒め物で使う油はすべて「豚脂」や「牛脂」「鶏皮」「バター」を使うようになった。
動物性の脂だ。むしろ、
以前はマクロビオティックなどやってたので、避けるべき油のはずだった。しかし、どうやら植物油脂よりも、こちらの方が「自然」だということに気づいた。
そもそも、植物油脂というのは、近代になってからだ。
古代からオリーブオイルは欧州や中東では食されていたけど、日本人は胡麻油や菜種油は、江戸時代でもかなり高級品で、庶民はまず食べないし、菜種油は行燈などの灯りに使っていたのがメインだ。
それでも、当時は「圧搾」といって、菜種やゴマを物理的に絞ってました。
戦後、ヘキサンという石油精製された化学薬品を使って、油脂を抽出する技法が確立され、格安で、植物油脂を回収できるようになり、それが世界中に広がった。誰でもどこでも、「サラダ油」が格安で手に入るようになったのです。
油ものは美味しい、だけではないのです。
脂質、油分は糖分と同じく、摂取すると脳に「報酬系」というホルモンをもたらすので、依存性や麻薬性があり、人間は油の虜になるのだ。
ただ、この油は極めて不自然であり、さらに酸化がどんどん進む。
そんな油を毎日常食するのはどうよ?
ってことで、動物性の脂を摂るようにした。
まずは、率先してイワシ、鯖、シャケなどの魚の脂を摂ることと、お肉も鍋物や煮込み料理が増えた。
問題は、例えば目玉焼きとか、野菜炒めのようなもの。
そこで「豚脂」や「牛脂」「鶏皮」「バター」を使うようになった。
まず、これらは液状ではないので、酸化してないというのがポイント。
サラダ油のように、液状になっていると油はどんどん酸化する。
この「酸化した油(脂)」というものが、どうやら自分にとって、家族にとっても、かなりよろしくないのでは?と思い始めた。僕を含め、家族みんな痩せ型であり、腎臓や胆嚢の機能などが頑丈とは言い難い。つまり、油に強くない体質だ。だから元々脂っこいものは好きではない。
ただ、お断りしたいのが、
どんな脂でも良いというわけではない、
ということだ。
基本的にバターも牛脂も豚脂も、鶏もすべて「牧草育ち」「放し飼い」で、「ホルモン剤、抗生物質フリー」の健康体の動物たちの脂を使っている。
脂肪分にはホルモン剤や抗生物質が蓄積されやすいので、その辺で売ってるオージービーフやアメリカ産の牛脂などでは、むしろ化学薬物を摂取しているようなものかもしれない。なので使う際は必ず、最低限でも「国産」にした方がいい。
ただ、サラダをよく食べるので、オリーブオイルを使う(欧州規定のエキストラ・ヴァージンオイル)。しかし、今までの三分の一程度の量に減らした。
サラダに関しては、オイルが少ないと初めは物足りなかったけど、慣れればなんてことないし、そもそも日本人は生野菜は漬物文化だから、油をかけて食べる方が歴史は浅いのだ。
旅が多いので、当然外食は多いけど、外ではまず「サラダ」は食べなくなった。理由はドレッシングの植物油脂がなんの油かわからないからだ。
揚げ物はそれ以前から食べないが、炒め物のような、油を使って調理されたものは食べなくなった。
となると、居酒屋では「刺身」か「焼き鳥」ばかりだけど、どちらも大好物なので問題ない。
そんな生活をそろそろ半年近く続けているわけだけど、とにかく皮膚の乾癬がほぼほぼ完治した1番の要因として、植物油脂が効いていると感じている。
さて、「四毒」に関して、少し調べればいろんな情報が出ると思うけど、
四毒抜きは、賛否両論ある。
僕からも伝えたいのが、冒頭に、吉野敏明先生のチャンネルをリンクしてあるけど、彼の説を「鵜呑み」にはしない方がいい。
どんなに「正しい」ものも、正しければ正しいほど、何が偏っている。
だからもちろんこのnoteにしても、大島ケンスケ個人の経験と意見であるので、あなた自身で検証したり、しっかりと公平に見極め、考えてほしいので書いている。
さて、賛否両論。
これは小麦の弊害や、グルテンフリー問題、牛乳なども賛否ある。
砂糖は流石に「体に悪い」と思っている人が多いけど、小麦と牛乳に関しては
「人類は古代からそれらを食べてた!」
「子供の頃から私はそれで育った!」
「何も問題ないのに、気にしすぎて陰謀論だ!」
と、ヒステリックになる人が多い。
そりゃそうだ。
自分が「好き」なものや「正しい」と思ってるものが、「実は悪い」とか「間違い」と言われたら、そりゃ面白くない。
世の中には「グルテンが人体に悪影響」という論文もあれば、「小麦は体に良い」という論文もある。そんなのは実験のやり方、統計の期間、集計対象、集計方法で、いくらでも結果は変わるのだから、どっちの答えも導き出せる。乳製品もそうだ。
植物油脂もそうで、良いという説もごまんとある。
“人それぞれ”という不公平
この手の食べ物関係の健康に関するものは、情報が交錯するのは、色んな人がいるからだ。
ざっくりと、
1 完全に平気な人
2 ちょっとくらいなら平気な人(長期摂取で不調や疾患が現れる)
3 やや敏感に反応する人(立て続けに摂取すると不調を起こす)
4 すぐに反応し体調を崩す人
がいることを知っておかないとならない。
4はわかりやすい。例えば「急性的なアレルギー症状」が出るような、重度の不耐性。
他にも、牛乳を飲むとお腹を下すとか、当日や、もしくは翌日にはニキビや口内炎ができるとか、フケが出るというタイプもいる。この場合は原因が特定しやすい。
3の人は、慢性疾患を抱えていたりして、比較的自身の不調の原因に気づきやすい。僕もこのタイプで、それなりに敏感に体が反応をする。遅延性アレルギーや、軽度の不耐性(グルテン・カゼインなど)なのだろう。
言わずもがな、1は好きにすればいいと思う。
世界は本当に不公平にできているのだ。2、3、4の人には毒性があっても、この1のタイプの人はまったく持って平気なのである。消化機能、排毒機能、解毒機能が強く、とにかくめっぽう体が強い。(その分どこか別の悩みとかあるんだけどね)
このように、あまり反応や症状が違うからややこしくなる。しかし、シンプルに「人それぞれ」ということは肝に銘ずるべし。
問題は2の、「ほとんど平気な人」。これが1番分かりずらい。3もそうだけど、
とにかく「原因特定」が難しい。
例えば、悪性リンパ腫になったとする。
原因の根本を探ると、実はグルテンの長年の蓄積のせいで小腸に汚れが溜まり、そこからリーキーガット(腸もれ)が起きて、消化できなかった毒素が血液や体液に混ざり込み、血液を汚し、免疫を低下させた結果で悪性リンパ腫になったとしても、根本原因がグルテンによる小腸へのダメージ蓄積とはなかなか考えられないだろう。
ただ、タイトルの「四毒抜きはやった人にしかわからない」は、本当にその通りで、もしあなたが、なんらかの不調を感じているのなら、なんらかの慢性的な症状を抱えてるのなら、ぜひチャレンジしてみるといい。
これは体の不調だけではなく、精神的なものもそうで、疲れやすいとか、落ち込みやすい、感情が乱高下しやすい、または集中力がない、根気がない、飽きっぽいとかも、脳の慢性疲労なので、ぜひ「食」のアプローチを進めたい。
その他の四毒について
ちなみに僕は以前徹底してグルテン・フリーを実践したことがあるけど、その時は劇的に体調は良くなった。
寝起きのブレインフォグ(頭がぼうっとする)がひどかったのがまったくなくなり、抜け毛が減り、皮膚の過剰な油分の分泌が減って、頭皮や顔がベタつかなくなった。
1番嬉しかったのが、慢性的な切れ痔が治ったことだ。
ちなみに今でも、数日続けてパンを食べたりすると、すぐに切れ痔になる…。
ただ、グルテンを辞める前は、「パンやパスタのせい?まさか…」という感じだった。だって、食べて具合悪くなるとか、そういうことはないのだ。
これが怖いところだ。慢性的な症状として、じわじわ、じわじわと来るのだ。直接原因だなんて、思いもよらない。まさしく「盲点」になりがちだ。
砂糖は体に悪い?
四毒でも最もわかりやすい「砂糖」に関して。
砂糖は30歳ごろに、一度完全に「砂糖断ち」をしたことがある。これはグルテンやら植物油脂の比ではない苦しみだった。
しかし、アトピー、喘息、花粉症、慢性疲労など、とにかく不調が多かったので、治したかった。そこで「食養生」を実践した。
ちなみに当時僕は、完全に「砂糖依存症」だった。
砂糖はかなり麻薬に近いものがある。違いは合法か違法かってくらいだ。だから断つのは気が狂わんばかりの苦しみがあった。
ただし、実は砂糖は「コントロール」すべきもので、悪者はしない方がいい。
もちろん、現在依存症レベルの人は、一度覚悟を決めて断ち切るべきだけど、やはり良質な糖分はあった方がいいというのが、最近の我が家の見解だ。
女優の「小西真奈美」さんが、ハニーセラピーというのをやっていて、大変勉強になった。
だから良質なハチミツや黒糖などを、オヤツに食べたりしている。
ただ、白砂糖や、異性果糖や人工甘味料は、これらに該当しないので、注意が必要です。
まあ、これらの健康ネタは、時事ネタと流行もあり、一種の「マイブーム」くらいでいいと思う。どんなに正しいものも、変化していくから。だから何度も言うけど「鵜呑みにするな」ってこと。
今、僕は植物油脂を抜いて、乾癬やら痒みが改善されたけど、また何かのきかっけで摂取するかもしれない。
でも、もし不調があるのなら、「そんなことない!体に良いって説もある!」と頑なになるのではなく、試してみてはいかがだろうか?
という提案です。
大抵、「小麦が体に悪いなんてことはない!」「油のせいで病気になるか!」とムキになる人の99%が、グルテンフリーも、砂糖断ちも、まして四毒抜きも、一度も経験したことない人だ。
半年くらい実践してみて、それから「オレには効果ねえよ!」「意味ないよ!」と批判するのならわかるけど、やる前から怒るのは、リテラシーや人格の問題かな…。
最後に、今の脚の状態。

ちなみに脱毛してません笑。体毛が薄いんですよ。
アトピー性皮膚炎や乾癬でお困りの方がいたら、ぜひ植物油脂や、四毒について考えて、アプローチしてみることをおすすめします。
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