「きれいごとじゃない。きれいなことだよ。」
今回の投稿で、noteは30回目になりました。
飽きっぽい私にとって、30回も続けられたことは自分でも少し驚きです。
「自分、なかなかやるじゃん。」
今日はそんなふうに、少しだけ自分を褒めながら書いています。
私はドラマが好きです。
HuluやNetflix、Amazon Prime Videoで、昔のドラマから最新作までよく見ます。
ドラマはエンターテインメントですが、それだけではなく、人の生き方や考え方、大切なことに気づかされる作品もたくさんあります。
今回、最終回を迎えた『銀河の一票』も、その一つでした。
何度も胸が熱くなり、思わず涙が浮かぶ場面がありました。
タイトルを見たときは、「都知事を目指す選挙のドラマなのかな」と思って見始めました。
でも、最後まで見終えて心に残ったのは、選挙ではありません。
人と人との向き合い方でした。
私が特に惹かれたのは、野呂佳代さんが演じた月島あかりです。
相手の話を最後まで丁寧に聞く姿。
自分を助けてくれた人への感謝を忘れない姿。
立場や肩書ではなく、一人の人として向き合う姿。
その誠実さに、毎週心を動かされていました。
中でも忘れられないのが、黒木華さん演じる茉莉とのやり取りです。
自分の理想を語った茉莉は、自ら「きれいごとですね」と口にします。
それに対して、あかりは穏やかにこう返しました。
「きれいごとじゃない。きれいなことだよ。」
私は、この一言に胸を打たれました。
理想を語ることは、ときに「きれいごと」と片づけられてしまいます。
でも、理想を持つことや、人を思いやることは、本来否定されるものではありません。
それは「きれいなこと」なのだと、この言葉が教えてくれました。
もう一つ印象に残ったのは、選挙活動で有権者に投げかける言葉です。
「何かお困りごとはありませんか。」
「どんな暮らしをしたいですか。」
「どんな未来を思い描いていますか。」
答えを急がず、まず耳を傾ける。
そんな姿勢こそ、本当に人と向き合うということなのだと感じました。
ドラマだから描ける理想なのかもしれません。
それでも、こんなふうに一人ひとりの声に耳を傾け、本気で向き合う政治家がもっと増えたら、日本は少しずつ変わっていくのではないでしょうか。
そして、それは政治だけではなく、私たち一人ひとりにも言えることです。
相手の話を最後まで聞くこと。
その人の思いを受け止めること。
そんな当たり前の積み重ねが、人との信頼をつくっていくのだと思います。
「きれいごとじゃない。きれいなことだよ。」
この言葉は、きっとこれからも私の心に残り続けると思います。
