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エンターテイナーという仕事観


先日、Mrs. GREEN APPLE presents 「CEREMONY」に行ってきました。

そこにはさまざまなアーティストやプレゼンターが集まり、それぞれの音楽への想いを語っていました。

音楽は、嬉しい時も、悲しい時も、勇気を出したい時も、私たちのすぐそばにあります。

そして同じ曲でも、聴く人によって受け取り方は違います。

感動する人もいれば、懐かしさを感じる人もいる。
元気をもらう人もいれば、涙があふれる人もいる。

その姿を見ながら、私は人それぞれの感じ方や価値観について考えていました。

私は昔から、人の行動や言動が気になるタイプです。

「あの言い方はなぜだったんだろう」
「もっとこうした方がいいのではないか」
「どうしてそうなるんだろう」

気づけばそんなことを考えています。

一方で、世の中にはあまり気にしない人もいます。

細かいことは気にせず、おおらかに受け流す。

そんな姿を見ると、少し羨ましく思うこともあります。

でも最近は、人の性格や行動に正解も不正解もないのではないかと思うようになりました。

人の言動が気になる人には、変化や違和感に気づく力があります。

気にならない人には、細かいことに振り回されない強さがあります。

どちらにも良い面とそうでない面があります。

私はどちらかというと、自分の考えが正しいと思ってしまうところがあります。

だから時々、人を批判的に見てしまうことがあります。

そんな自分を嫌だなと思うこともあります。

ただ、仕事をしている時は少し違います。

お客様とお話をする時は、自分の考えを伝えることよりも、まずは相手の話を聞くことを大切にしています。

何を望んでいるのか。
どんな暮らしをしたいのか。
何に困っているのか。

自分の正しさではなく、お客様の幸せを考えるようになります。

そう考えると、本当は私も人を否定したいわけではないのかもしれません。

ただ、人や物事に関心が強いだけなのかもしれません。

最近は、

「私はこう思う。でも相手には相手の考えがある。」

そんなふうに考えられる人になりたいと思っています。

人それぞれ違うから面白い。

音楽もそう。
暮らし方もそう。
生き方もそう。

だからこそ人は惹かれ合い、学び合えるのだと思います。

CEREMONYでさまざまなアーティストの想いに触れながら、ふと自分の仕事のことを考えました。

住宅の仕事は家をつくる仕事だと思われがちです。

でも実際は、人と関わる仕事です。

お客様、職人さん、取引先、地域の方々。

毎日たくさんの人と関わりながら仕事をしています。

その時に大切なのは、自分が正しいかどうかではなく、相手にどんな時間や体験を届けられるかではないかと思いました。

音楽が人の心を動かすように。

私たちもまた、人との関わりの中で相手の気持ちを少し明るくしたり、安心してもらったり、前向きな気持ちになってもらったりする。

職種は違っても、人と関わる仕事をする人はみんな誰かにとってのエンターテイナーなのかもしれません。

家づくりもまた、そんなエンターテインメントのひとつ。

「会えてよかった」と思ってもらえる人でありたい。

そんなことを考えた一日でした。

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