「みんなが良いと言うもの」を手にとってみて分かったこと
断捨離や日々のバタバタに追われ、気づけば少し香りから距離ができていた最近の私。 思考も体も少し疲れを感じていたそんな日、ふと気になったボディスプレーをきっかけに、ある有名なライフスタイルブランドのお店へ足を運びました。
実はそこ、「みんなが良いと言うから」という理由で、これまでどこか避けていた場所でもありました。
思い切って店舗に入ってみると、スタッフの方の接客はとても心地よく、こちらの話にすっと寄り添ってくれます。「日焼けが気になる」「お手洗いの消臭」といった日常のちょっとした困りごとに、絶妙に心地よい香りを掛け合わせる商品づくりの上手さ。
「あ、こういうのが欲しかったのかも」
そう素直に感じ、ゼラニウムが爽やかに香るロールオンボディ乳液などの数点を連れて帰ることにしました。
けれど、家に帰り、商品の裏面を見てふと納得がいきました。 そこに記されていたのは、誰もが知る世界的な巨大化粧品企業の名前。
サステナブルやオーガニックといった心地よい世界観を繊細に纏わせながらも、その本質は、巧みなマーケティングに裏打ちされた大衆向けの大量生産。なるほど、「あったらいいな」を叶える企画力と魅せ方がすこぶる上手いわけだと、感心すると同時にどこか静かな冷め感も覚えました。
表面上の洗練されたブランディングと、その奥にある本質。 香りのプロとしてその違いを再確認しつつも、大企業ならではの「日常を少し心地よくする仕掛け」の鮮やかさは、素直に勉強になる体験でした。
完璧な本物だけにこだわるのではなく、こうした商売の上手さもひとつの選択肢として受け入れる。
疲れの残る日常に、持ち帰った新しい香りをひと塗り。 こだわりを少し手放したことで手に入ったこの香りと一緒に、ゆっくりと深呼吸(ひと呼吸)をしようと思います。
【追記】
その後、楽しみに使ってみたものの……もともと肌が弱い私の肌には少し刺激が強すぎたようで、少しかぶれてしまいました(涙)。 どんなに洗練されたブランドでも、大衆向けに作られた香料や成分が、自分の肌に合うとは限らないのだと身をもって痛感。
「有名だから」「心地よい香りだから」だけで選ぶのではなく、自分の肌と心に本当に優しいものを見極める大切さを、改めて教わった気がします。
大手ブランドの「あったらいいな」を叶える香りも心地よいけれど、やっぱりどこか「大衆向けに作られた香り」と「自分の心身に深く届く本物の香り」には、明らかな違いがあります。
表面的なブランディングや流行に惑わされず、 「いま、自分の心と身体が本当に求めている香り」を五感で知ること。
Atelier Aromatique Akiko のレッスンでは、市販のプロダクトでは届かない、あなたのためだけの本質的な香りと調律の時間を届けています。
忙しい日常から少し離れて、自分の内側と深く向き合う「ひと呼吸」の時間を過ごしてみませんか?
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【開催概要】
開催日: 8月23日(日)他
場所: 都内(表参道・銀座・南青山)の洗練されたプライベートスペース(※詳細はお申し込み後にお伝えいたします)
【お申し込み方法】 お申し込みフォームにて受付いたします。 席数に限りがございますので、ピンとこられた方はどうぞお早めに。
2026年8月
Atelier Aromatique Akiko
