見出し画像

本漆金継ぎの1DAYWORKSHOP 2025年秋のお知らせ

京都のギャラリー&herekyotoにて本漆金継ぎ教室を担当しています有島です。
&herekyotoの金継ぎ教室はいくつか種類があり、毎週金、土曜日に通常教室、毎月一回の出張教室、
ほぼ月一回のワンデーワークショップを行っています。

昨年より開催が10回以上になりました1DAYWORKSHOPです。
2025年秋にも開催致します。

【日程】①2025年 11月1日(土)
    ②2025年 12月6日(土)
    ③2026年 2月22日(日)
    *ご希望の日程をお選び下さい
【時間】各回 13時より2時間程
【参加費】税込み7,000円(現金のみ)
    *ドリンク、お持ち帰り用の器の代金込み
【場所】ギャラリー &herekyoto
    京都市上京区 地下鉄烏丸線丸太町駅より徒歩8分
    詳しい住所はご予約確定後お知らせ致します
【申し込み】予約制 下記メールにてお申込み下さい
      andherekyoto@gmail.com


金継ぎは最近人気があり、テレビでもよく目にする機会が増えてきました。
いつも教室で話題になるのは「この間女優の●●さんが金継ぎ体験してたね!」という話題です。様々なメディアで取り上げられる機会が増えています。
「金継ぎ」という言葉は広く知られるようになりましたが、実は金継ぎにはいくつか方法があります。


金継ぎの方法3つの種類

「金継ぎ」とは、日本の昔からある伝統的な方法で割れた器や欠けた器を修理していく事です。「金繕い」ともいいます。
「金」というのですが、主に漆で修理していきます。金は最後の飾りに使用するのみです。
私は「本漆金継ぎ」という方法で金継ぎをしています。「本漆」としつこいくらい言っているのですが、「そんなら『本物』やない漆があるんかいな」という事になりますが、あるんです。
あるんですよ、本物じゃない漆の金継ぎ。

ワンデーワークショップや1日か2日でご自分の壊れた器を直せる金継ぎというのはだいたい本物ではない漆を使用します。「かぶれない漆」を使用しています、と言っている所もあります。
1日で直すとなると瞬間接着剤や漆ではない金色の液体を塗る事で仕上げる所が多いです。そのような方法は「簡易金継ぎ」といいます。
次の方法としては器の接着や欠けを直すのに科学的な物を使用して、その上に漆を使用する「簡漆金継ぎ」という方法の所もあります。
そして3つ目は私が行っている日本の伝統的な金継ぎである「本漆金継ぎ」です。本漆金継ぎは漆の木から採取する「漆」と小麦粉や土、米粉、木粉等の「自然素材」を使用する金継ぎです。

本漆金継ぎの方法

本漆を使用した金継ぎでは欠け、割れ、ヒビなどの修理が出来ます。
磁器、陶器、少し難しいですがガラス、琺瑯の入れ物、漆のお椀やおぼん、木の物などの修理もできます。
器の欠けには、漆と砥の粉という土を混ぜたものでパテを作り欠けを埋めます。
割れた器には普通の食事用の小麦粉と漆を混ぜた物で接着をします。
ヒビには漆をしみこませ、漏れをなくします。全て身近にある自然の物と漆で直します。今後も器を食事用に使用していくためには口に入れても安全な材料である事も大切です。
良いことがたくさんある「本漆金継ぎ」ですが、大変な所は漆を使用した金継ぎはとにかく時間がかかるという事です。漆を乾かし、次の作業へ進むのには時間を置かなくては漆が乾いてくれません。
次の作業へ進むためにはほぼ1週間おいておきます。その為、一日で行うワークショップで器のお直しを仕上げる事が出来ません。

&herekyotoの1DAYWORKSHOP本漆金継ぎの内容

&herekyotoの金継ぎ1DAYWORKSHOPを行うにあたり、やはり漆を使った方法をお伝えしたいな、という事を考えていました。
その為、金継ぎについてのお話と本漆金継ぎの最初の作業「砥の粉と漆でパテを作り、欠けを埋める」という体験と、「漆で直したお皿に最後の飾りである金色の粉を蒔き、金継ぎ皿を仕上げる」体験をしてもらい、ご自身で仕上げた器をお持ち帰り頂くようにしています。

器は京都の骨董屋さんで仕入れた器を私が最後の出来上がり一歩手前まで作業した物を用意しています。ワークショップの度に器を骨董屋さんへ探しに行き、長い作業をして(8~10の工程があります)器を作るのは本当はとても大変です。毎回、やめときゃ良かった…、と思いながら用意しています。また、人数分よりも多く用意してお好みの器を選んでもらいたいと思っているので、数も多めに作っています。大変なんですが、いつもご参加下さる方が「楽しかった」「久しぶりにこんなに集中できた」「金継ぎについてずっと謎に思っていた事が分かった」「金継ぎセットを買って使えなかったけど出来るかも」などのお声を頂いたりその後、通常の金継ぎ教室へ通って下さる方が多いので、本漆金継ぎの最初のきっかけになっていればうれしいな、と思って開催しています。

「金継ぎ」といってもいくつか方法があるのを知って頂き、ご自身の合う方法で大切な器を直せるといいですよね。
ぜひ&herekyotoの1DAYWORKSHOPへもご参加下さい。

こちらにも1DAYWORKSHOPについて詳しく書いていますので、
ご興味のある方はご一読下さい。

金継ぎの動画はインスタにて多く載せていますので、こちらもご参考にして下さい。







いいなと思ったら応援しよう!