【Day 7】顧客起点へのパラダイムシフト|「自分がやりたい業務」を捨てる勇気
【Day 7】
「自分の強みが見つかった。この経験と知識を活かして、高度な労務コンサルティングや完璧な就業規則を提供しよう」
過去の経験から商品仮説を発見した直後、中高年の初心者士業は、顧客の現実の痛みよりも「自分が提供したい業務」を優先してしまうという、プロダクトアウト(売り手目線)の罠に陥りやすくなります。
おはようございます。自分の資格や商品への愛着を一度保留し、徹底的に「顧客の明日の痛み」へとビジネスを再構築する。アーリーです。
『ari_days100 Season3』の7日目です。
Day6では、過去の泥臭い経験を「商品仮説」へと変換しました。
次にあなたが直面するのは、自分が作り上げた商品への愛着が強くなりすぎるあまり、市場の現実からピントが外れてしまう現象です。
極小市場(高齢者・障害者施設)において、あなたが「売りたい業務」と、施設長が「費用を払ってでも解決したい現実の痛み」は、大きくズレている可能性があります。
■ 「自分がやりたい業務」を優先する構造的欠陥

初心者士業は、「実務未経験への不安」を補うために、自分の強みをそのまま商品にしようとする傾向があります。
また、専門家として評価されたいという意識から、「包括的な人事評価制度」や「長期的な離職防止コンサルティング」といった高度で複雑な支援を選びがちです。
しかし、施設長が現在、最も深刻に困っているのが「明日の送迎担当の穴埋め」や「退職を示唆する職員との面談対応」であった場合、その高度な提案は「自分たちの問題を理解していない」と受け取られやすくなります。
顧客が買うのは「高度な業務名」ではなく、「現在の負担が整理され、次に何をすべきかが分かる状態」への変化なのです。
■ 顧客起点を欠くことによる事業上の不利益

売り手目線で構築された提案は、顧客が使わない専門用語に偏りがちです。
その結果、営業で断られた際に「価格が高いからだ」「知名度がないからだ」と無反応の原因を誤認しやすくなります。
さらに、顧客にヒアリングする前に高機能な診断シートや提案資料を作り込んでしまうと、一人事務所の限られた時間と体力を、顧客証拠のない商品開発へ過剰に配分することになり、ランチェスター戦略上の大きな不利益を引き起こします。
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「売り手目線」から「顧客起点」へ視点を切り替える【パラダイムシフトの構造】、
初期段階においてやりたい業務を保留する【3層の支援モデル】、
そして今日すぐに行うべき【AIを用いた顧客起点フィルターの適用】に必要な判断項目と実行手順を収録しました。
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