#アルゴナ短歌 を始めた理由──日常がアルゴナビスに侵食された件


1. はじめに

Twitter(X)で「アルゴナビス短歌会」という非公式のファン活動を始めて、1年とすこしが経ちました。 正直に言えば、この活動は私自身にとっても突然の思い付きから始まったものです。ですが、楽しく詠んでくださる方、そして温かく見守ってくださる方々のおかげで、今では私にとってかけがえのない大切な場所になりました。
節目というほどでもありませんが、今あらためて「なぜ始めたのか」「なぜ短歌だったのか」。その裏側にあった想いを、少しだけお話しさせてください。


2. きっかけ

何かしらのファン活動をしたいと考えた一番のきっかけは、やはり「活動休止」のニュースでした。 突然のお知らせに大きなショックを受けつつも、それが「終了」ではなく「休止」であったこと、そしてプロジェクト側からファンへの最大限の誠意が込められたメッセージに心を打たれたのを覚えています。

それからは、悔しさや寂しさを噛み締めたり、他の方々の言葉に触れたり、残された時間に期待を寄せたり……。頭の中がアルゴナビスのことでいっぱいの毎日でした。そんな中で私の中に芽生えたのが、「いつかまた再会できる日まで、この熱量を絶やしたくない」という願いでした。

2026年からは、心に穴が開いたような日々を過ごすことになるかもしれない。けれど、彼らの歌がいつもそばに在るように、自分なりのやり方で小さな灯をともし続けられたら。いつも、ずっと、全力でなくてもいい。日常のふとした瞬間に、アルゴナビスを想うきっかけがあれば。そんな願いが、「アルゴナビス短歌会」という形に繋がっていきました。


3. なぜ短歌だったのか?

「何かを表現したい」と考えたとき、数ある手段の中から短歌を選んだのには、いくつかの理由があります。

まず、私は真っ白なキャンバスに自由に書くよりも、ある程度の枠組みがあるほうが作りやすいタイプでした。その点、定型詩である短歌の「五・七・五・七・七」は、溢れる思いを整理して流し込むのにちょうどいい「型」になってくれたのです。

実際にやってみて気づいた、短歌がファン活動にぴったりなポイントは3つ。

  • 「季語」がいらない
    俳句と違い、季節の言葉を入れなければならないルールがありません。その分、キャラクターの名前や固有のモチーフなど、一番入れたい要素をストレートに主役へ据えられます。

  • リズムの「懐の深さ」
    五・七・五・七・七という定型はありますが、実は意外と自由です。「字余り」や「字足らず」も一つの技法。厳密なカウントよりも、声に出したときの心地よいリズムを優先できる懐の深さが、初心者の私には心強かったのです。

  • Twitterとの相性
    140文字だと多すぎるけれど、一言だけでは寂しい。31音という短さは、日常のふとした瞬間に浮かんだ「アルゴナビスっぽさ」を、鮮度を保ったままパッケージするのに適していました。

「完璧に詠み続けよう」と構えずに、今の心やキャラへの想いを31音(くらい)の型に写し取る。そんな気軽なスタンスこそが、活動を今日まで続けてこられた一番の理由かもしれません。

(※余談ですが、俳句や川柳、都々逸も大歓迎です! よりサラッとした描写やギャグ的なテーマも表現しやすいかと思います)


4. 生活の中にアルゴナビスを見つけちゃおう

なんとなくアルゴナ短歌をやっているなかで、当初の期待を上回るおもしろい効果がありました。それは、自分の日常がアルゴナビスにどんどん「侵食」され始めたことです。

「なにか短歌のネタはないかな?」とアンテナを張ってみると、なんてことない日常の景色が急に賑やかになり始めました。

  • 今日はチョコミントの日? チョコミントといえば……遥だ!

  • めちゃくちゃな猛暑日、フウライのみんなはどう過ごしているだろう

  • 今夜は星がきれい――2nd LIVEのキービジュアルみたいだね

これって、いわば「アルゴナビス歳時記」を作っているような感覚なんです。
(※歳時記とは、季節ごとの行事や自然の言葉をまとめた辞書のような本のことです)

プロジェクトが休止中であっても、私たちの生活は続いていきます。そんな中で、ふとした瞬間に「あ、今のアルゴナビスっぽいな」というものを見つける。そんな心の拠り所があると、少しだけ生活にハリが出てくる(ような気がする)のです。


5. おわりに

「アルゴナビス短歌会」を始めて1年とすこし。たくさんの方々が短歌を投稿してくださったり、反応をくださったりと、温かな場所ができてとてもうれしく思っております。そして、ハッシュタグ「#アルゴナ短歌」を通して、誰かの心のアルゴナビスに触れられたことが、何より大きな励みでした。

私はこれからも変わらずファン短歌活動を続けていきたいと思っております。そして今までどおり、#アルゴナ短歌 での投稿をお待ちしております!
「短歌なんて初めて」「うまく言葉にできない」「文字数がどうしても合わない」……。そんな心配は全く不要です。だって私自身がそうなのですから。

これからも、皆さんの日常にある『アルゴナビス』を、こっそり教えてもらえたら嬉しいです。

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