見出し画像

SNSバナー&記事内画像のデザイン仕様書

記事のバナー画像を設定する際、見出し画像(サムネイル)や本文内画像のサイズ感に迷うことはありませんか?
今回の記事では仕様書スタイルで1280×760pxを基準に、
・ 安全領域
・ クロップ(切り抜き)対策
・ カード配置
さらには視覚効果を高める透視図法の活用までを体系的にまとめました。


1. 基本スペック

  • キャンバスサイズ: 1280×760px(アスペクト比 約1.68:1)

  • 推奨解像度: 2560×1520px(2倍サイズで作成し、書き出し時に縮小すると高精細になります)

  • ファイル形式: PNG(図解・文字入り)または 高品質JPEG(写真・絵画風)

  • レイアウトの鉄則: 重要な要素(テキスト、メインのカード)は中央80%以内に配置。

    • 安全マージン目安: 左右100px、上下80px以内

2. プラットフォーム別「見え方」の対策

  • X(旧Twitter)での表示

    • リスク: タイムライン上では上下がカットされやすい。

    • 対策: 主要要素を「中央の横長3分割エリア」に集中させる。

  • note記事見出し(サムネイル)

    • リスク: 一覧画面やマガジン画面では、下部が10%程度トリミングされる傾向があります。

    • 対策: 重要な文字情報は上部から2/3以内に収めると確実です。

3. ケース別カード配置ガイド(1280px幅基準)

  • ケース1:タロットカード(標準比率 1:1.7)を並べる

    • 3枚並べ: 1枚あたり 幅300px前後(カード間に適度な余白を確保)

    • 中央強調: メインの1枚を中央に大きく配置し、両端をぼかすことで奥行きを演出。

  • ケース2:ルノルマンカード(標準比率 1:1.5)を並べる

    • グラン・タブロー風(36枚): 全体を表示するより、重要な9枚(3×3)を安全領域内に配置するのが効果的です。

    • 4×2グリッド: 1枚あたり 幅250px前後が視認性の限界です。

4. note本文内への挿入(インライン画像)

note本文では横幅が自動縮小されます。高精細な表示を維持するため、横幅1280px以上でのアップロードを推奨します。

  • 解説図解: 1280×800px(標準的な見やすさ)

  • タロット1枚表示: 縦長画像(1280×2100px等)をアップすると、幅620pxに自動リサイズされます。

5. 透視図法の活用:一点透視法で空間を作る

「テーブルにカードを並べた奥行き」を表現するには、一点透視法が有効です。

  • 消失点の設定: キャンバス中央、または中央よりやや上(高さ300-380px付近)に消失点を置きます。

  • 効果: 視線が中央に集まり、手前のカードに圧倒的なリアリティと立体感が生まれます。

6. ビジュアルガイド(推奨イメージ)

今回の記事では以下のコンセプトを盛り込みました。

  • スタイル: フェルメール風(左側からの柔らかな自然光、精密な質感、静謐な室内)。

  • オーバーレイ:

    • 緑の枠: セーフエリア(1080×600px)

    • 赤のハッチング: クロップリスクエリア

    • グリッド線: 三分割法および透視収束線

7. デザインの哲学:スティーブ・ジョブズとタイポグラフィ

フォント選びは「機能」であると同時に「芸術」です。
スティーブ・ジョブズは、大学時代に潜り込んだカリグラフィーの講義が、後のMacintoshの美しい書体を生んだと語っています。

「文字の組み合わせ間のスペース調整や、何がタイポグラフィを偉大たらしめるのかを学びました。それは科学では捉えられない、芸術的に繊細なものでした。」

Steve Jobs' 2005 Stanford Commencement Address

本仕様書でも、この精神に基づきフォントを使い分けています。

  • Serif(明朝体系): 歴史、神秘、伝統(見出し用)

  • Sans-serif(ゴシック体系): 正確、モダン、数値(寸法・注釈用)

8. 実践Tips:画像生成AI用プロンプト例

パターンA:1280×760px(高精細・標準比率)

A Vermeer-style interior painting, 1280x760px, serene room, soft natural light from left, a long table with white tablecloth in one-point perspective. 
Vanishing point at center. 
Overlay modern technical grid lines: green "Safe Area" 1080x600px, red "Crop Risk" zones at edges. 
Tarot cards placed on the table following perspective lines. 
Clear English labels in serif and sans-serif fonts. High detail, masterpiece.

パターンB:960×540px(SNS最適化・16:9比率)

A Vermeer-style Dutch Golden Age interior painting, 960x540px (16:9 aspect ratio). 
A serene room, soft natural light from left. 
A long wooden table in strict one-point perspective with the vanishing point centered. 
Technical overlay: A green "Essential Safe Zone" box sized 800x450px in the center. 
Red hachured "Crop Risk" zones on the left and right edges. 
Tarot and Lenormand cards arranged on the table following perspective lines. 
Clear English labels: Titles in Serif, technical data in Sans-serif. 
High detail, realistic textures.

編集後記

この仕様書は、一度作って終わりではなく、実際に投稿して「モバイルでどう見えたか」を確認しながら微調整していくための「地図」です。
実は、この記事のアイキャッチ画像を作成する際にも、1280px、1080px、そして960pxと、何度もサイズ調整を繰り返しました。

  • 横幅を広げれば、PCでは迫力が出ますが、スマホでは左右が大胆にカットされます。

  • アスペクト比を最適化すれば、上下に予期せぬ余白が生まれることもあります。

本記事の冒頭画像も、よく見ると最下部がわずかにクロップ(切り抜き)されています。しかし、重要な「セーフエリア」内の情報は完璧に守られています。この「わずかなズレ」こそが、SNSデザインのリアルな面白さであり、セーフエリアを設定する真の目的でもあります。
完璧な数値を目指すことよりも、「どこまでなら切れても大丈夫か」をコントロールすること。
その試行錯誤のプロセスこそが、あなたの記事をより確実に読者の元へ届ける力になります。


​#デザイン仕様書 #SNSバナー #画像生成AI #タロット #ルノルマンカード

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