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インタラクティブ目次、つけてますか?電子書籍の回遊率を劇的に上げる2つの目次

電子書籍を読んでいて、内容はすごくいいのに、「ある目次」がついてなくて、もったいない!と思ってしまった私。その思いが4300字弱までふくれあがっちゃいました。noteの文章クリエイターさんにぜひおすすめしたい「でんでんコンバーター」のお話しです。

※この記事にはアフィリエイトリンクが含まれています。御理解のうえ、参考にしていただければ幸いです。


もったいない!読者の回遊率は、二つの目次にかかっている!

私事ですが、現在、アウトプット疲れによる「インプット祭り」中です。
しか〜し!note、書いちゃってます。(笑)
KindleUnlimitedで本を読み漁りたいのですが、なんだかんだでアウトプットしてしまうんですよね。

今日刺激されたのは、これ。
「内容はすごくいいのに、 もったいない」と思う本があること。

何冊かに1冊は、「インタラクティブ目次(NCX)がついていない本」に出くわしちゃうのです。

ちなみに、NCXとは、「Navigation Control file forXML (eXtensible Markup Language)」の頭文字で、「XMLで記述されたナビゲーション(目次)制御用のファイル」という意味だそうです。

何がもったいないかというと、このインタラクティブ目次がついていないため、本の中での回遊率が下がってしまうことなんです。すっごくもったいない!

紙書籍は、ページが独立しているので、好きなときに目次に立ち戻ることができます。しかし、電子書籍は、 文字データが連続しているので、目次ページに戻ったり、別のページに飛んだりすることは難しいのです。

「えっ、でも、Kindle出版するとき、目次作って入稿したぞ?」という方がいらっしゃると思います。
実は、Kindleで電子書籍を出版するとき、二つの目次を作る必要があるのです。

ややこしい?2つの「目次」の違い、説明してみる

kindle direct publishing のヘルプトピックでの用語を使って説明します。
ひとつは、「目次ページ」です。これは、「HTML目次」ともいわれます。noteでも目次が作れますが、ちょうどあんな感じのものです。MicrosoftのWordや、Googleドキュメントだと、挿入>目次で作れます。

HTML目次。文字の下にリンクを示す下線があります。

そして、もう一つが、 「Kindle インタラクティブ目次」といわれるものです。電子書籍リーダーのKindleや kindleアプリ内にある「Kindleメニュー」に表示される目次で、目次ページ(HTML目次)に戻らなくても、目的のページにアクセスすることができます。

インタラクティブ目次

kindle direct publishing のヘルプトピックは、文字による説明ばかりで、説明を補完する画像がないので、わかりにくいんですよね。

伸びしろですね〜Kindle Create!必要だが万全じゃない。

そして、 ヘルプには、次のように書いてあります。

KindleCreate と Ms Word を使用して、Kindleインタラクティブ目次を追加できます。

https://kdp.amazon.co.jp/ja_JP/help/topic/G201605700

逆にいうと、Kindle Createを併用せず、Word単独でKindleインタラクティブ目次を作るのは不可能ということになります。
「じゃぁ、Kindle Create を使えばいいじゃないか」ということになりそうなのですが、このKindle Create、困ったことに、「日本語の本はサポートされていない」んです。
Kindle Create自体は、日本語対応してはいるのですが、完全にサポートされているわけではない、つまり、「場合によってはうまくいかないこともある」という状態のようです。

Wordでも入稿できるようになったことで、kindle出版のハードルはずいぶん下がったのですが、インタラクティブ目次まではゆきとどかない、というのが実状なのかなと思います。

noteクリエイターの最適解?目次もルビも縦書きも叶う「でんでんコンバーター」

KindleUnlimitedには、「WordでKindle 出版!」とか、「GoogleドキュメントでKindle 出版!」という本がいっぱい出版されています。 たしかに、間違ってはいません。

しかし、noteの文章クリエイターさんたちがKindle出版をなさるなら、
「でんでんコンバーター」を使ってほしい。

なぜなら、 いくつかのマークダウン記法を覚えれば、エディターを選ばずに原稿を書くだけで、「目次ページ」も、「インタラクティブ目次」もそなわった epub ファイルを生成できるからです。

そして、 文章クリエイターさんなら嬉しいと思うのですが、縦書き、ルビつきの電子書籍も作れちゃうのです。
さらに、でんでんコンバーターは、30万字くらいまでのファイルにも対応しているそうで、京極夏彦ばりの「鈍器本」だって夢じゃありません。
(ルビや縦中横などにも対応しているのは、地味に、そして、すごく嬉しい)

でんでんマークダウンを覚えて、でんでんコンバーターを使えば、原稿を書くのに使うツールは問わないということになります。Word、Googleドキュメント、テキストエディターなど、「テキストファイル」が出力できるツールであれば、なんでもいいのです。

最近読んだnote関連本では、noteで書いた記事をkindle出版するという収益化方法が紹介されていましたが、文書作成ツールにコピペして、でんでんマークダウンを加えて、でんでんコンバーターにかければ、二つの目次がついたepubがサクッとできちゃうということです。

Word vs. epub 実験レポートと私のPC事情

この記事を書くにあたって、ちょっと実験してみました。

Googleドキュメントで、「見出し1」「見出し2」と「目次ページ(HTML目次)」を含んだドキュメントを作成しました。それを、Word形式(.docx)とepub形式(.epub)で出力し、Send to Kindle でKindle Paper White に送信しました。

Word形式の方は、「目次ページ(HTML目次)」がきちんと表示されていました。しかし、「インタラクティブ目次」には反映されていませんでした。

目次ページ(HTML目次)はちゃんと表示されていますが・・・・・・
インタラクティブ目次をタップしても・・・・・・
インタラクティブ目次には反映されていません。

一方、epub形式の方は、「目次ページ(HTML目次)」と思しき部分が空白となり、本文が表示されています。しかし、「インタラクティブ目次」にはきちんと反映されていました。

挿入したはずの目次ページ(HTML目次)は空白となっていますが・・・・・・
インタラクティブ目次には、見出しタイトルが並んでいます。

電子書籍でのユーザビリティを考えると、Word形式よりもepub形式で入稿したほうがよさそうです。Wordユーザーの方にとっては、Kindle Createが早く日本語の本に完全対応してくれればいいですね。
とはいえ、現状、Kindle Createは、Windows版とMac版しかないので、Chromebookユーザーの私が恩恵にあずかれることはなさそうです。

もともと私は、Windows 95からのWindowsPCユーザーでした。現在も、2017 年頃に購入したWindows10のPCを所有しているのですが、もう何年も、月に一度のWindows Updateのときしか開いていません。そこそこ高いスペックのPCを買ったつもりなのですが、動きが重い、鈍いのです。
2019年、不便さに耐えかねた私は、「ブログが書きたいだけなのに!!」とChromebookを購入しました。そして、そこからはあらゆるGoogleスイートを使い倒すGoogleガチ勢になりました。(友人からは、「Googleさんの回し者」と言われています。しかし、上には上がいるので、「Googleさんのプチ回し者」と名乗っています)

Googleドキュメントは、横書き、ルビなしのファイルは作れるのですが、縦書きやルビつきのファイルは作れません。ChromebookもGoogleスイートも大好きなのですが、スイートによって、表現したいことや、発信の幅が制限されるだけはいやでした。
Windows PCを使えばなんとかなるんじゃないの?というお声もあるでしょうが、Chromebookの軽快さが私にはちょうどよく、今のところWindows PCに戻る気はありません。(なんなら、2025年3月、新しいChromebookを買っちゃいました)重くてイライラするぐらいなら、「Chromebookでもなんとかできないか」と四苦八苦する方が、ずっとストレスが少ないからです。

制約なんか取っ払え!でんでんコンバーター&Calibreで自由自在な電子書籍制作

ここで、本の御紹介をさせてください。

さて、この本は、2024年10月に出したもので、
でんでんコンバーターで「ルビつきの縦横無尽なepubファイル」を生成する方法と、「Calibre(キャリバー)を使って、epubからペーパーバック用のpdf」を生成する方法を記しています。
また、執筆時は短縮語を使い、あとで一気に正規表現に置換する Google Apps Scriptの作り方なども載せています。

Windows PC&Word ユーザーの方は、なんとかできるのかもしれませんが、それ以外の方は、 何かしら制約がかかり、発信や表現したいことをあきらめなければならない場面に遭遇するかもしれません。(少なくとも、Chromebook&Googleドキュメントユーザーは確実)

OSやツールによって、表現や発信にリミッターがかけられるなんて、なんともつまらんことです。(急に広島弁・・・・・・)

また、将来、私のように使うOSやツールが変わっても、でんでんコンバーターやCalibreを使えるようになっておけば、「ルビつき、縦書き」の電子書籍やペーパーバックを作り続けられます。

そして、本にも書いているのですが、スマホなどの縦長ディスプレイで本を読むなら、実は「縦書きの電子書籍」のほうがなにかと都合がいいんですよね。
「原稿書くまではスラスラいけるのに、最後の電子書籍化するところで手間取るんだよな」とお思いの方は、本は買ってくださらなくて結構ですから、「でんでんコンバーター」をぜひ、お試しください。



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