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あらすじ&人物紹介

【あらすじ】
香月式典ーー型破りな二代目と頑固職人、物言わぬ死者の希望を叶えます

葬儀をテーマにしたハートフルコメディの一話完結ショートショート。

「故人のことはわからない」「葬式なんかいらない」「最後はステージの上にいたい」――。
遺族が願う、そして故人が遺した、あまりに身勝手で、あまりに愛おしい最後の願い。
「香月式典」の仕事は、普通の葬儀を行うことではない。
異端の演出で故人の心を解き放つ二代目・香月飄(アート)、そしてバランスと完璧な美しさで静謐なる伝統美を極める佐藤源造(職人)。
水と油のような二人を、社長であり飄の母でもある小百合が、冷徹かつ楽しげに操る。 
「……面倒だな」
「ええ、面倒ですね」
今日もまた、社長が持ち込んでくる無理難題な依頼書。
これは、故人の人生を最後にもう一度だけ輝かせるために、二人が伝統と革新をぶつけ合い、親子と職人の絆で最高の一幕を仕立て上げる物語。

――さあ、次はどんな幕を開けましょうか?


 【人物紹介】
香月 飄(こうづき ひょう)
香月式典の社長・小百合の息子。31歳
美大卒業後、デザイン会社で働くも、サラリーマンに向かないと思い退職。
アートを軸に自由な人生を望んでいたが、小百合の策略により葬儀の世界へ。
「葬儀は故人の人生を飾るアート」が信条。 堅めの本名「評」ではなく、美大時代の愛称である「飄」を名乗っている。
型破りな発想は職人気質の源造と衝突が多く、言い合いが絶えない。

佐藤 源造(さとう げんぞう)
香月式典の生花部部長で責任者。43歳
高校卒業後に入社した花屋で修行を積み、小百合の独立と共に引き抜かれた。
香月式典の立ち上げから小百合を支えてきた古参であり、幼い頃から飄を知る「父親代わりのような存在」。
飄の型破りな発想を「不謹慎だ」と小言を言いながらも、その技術で支え続ける不器用な職人。

香月 小百合(こうづき さゆり) 香月式典・代表取締役社長であり飄の母。57歳
二代目としての息子に期待しつつも、現場での成長を促すためにあえて厳しい無理難題を放り投げ、その様子を特等席で楽しんでいる。
ヒートアップする二人のストッパー役でもあり、現場をまとめるため助言をすることも。
二人の天才(アートな息子と、伝統を極める職人)を操り、香月式典を唯一無二の場所へと押し上げる辣腕家。

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《香月式典の奮闘をまとめて読むにはコチラ》

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