幸せを届ける妖精「んたま族」のおはなし
んたま族ってなあに?
むかしむかし――ではなく、あなたのすぐとなりにある世界。
森の奥の奥に、「んたまの里」とよばれる、ちいさな妖精たちの村があります。

そこに住むのは、んたま族。
ストレスでぎゅうっと固くなってしまったにんげんの心をふわりとゆるめ、ちいさな幸せをそっと届けるおしごとをしています。

んたま族のたましいは、体のまんなかにある「たまたまの実」(通称たまたま)にやどっているのだそう。
にんげんを幸せにするたびに、たましいにぽうっと光がたまり、たまたまがうるおい輝くのです。
でも気をつけて。
んたま族はとっても温厚ですが、たまたまの悪口を言われたり、感情が昂ったりすると――
おにんにんモードになってしまいます。

そんなんたま族にとって、ひとつだけ大切な価値観があります。
それは…
「下ネタは笑いを運ぶ縁起物。」
聞くとクスッと笑ってしまうような言葉こそ、にんげんの心をゆるませる魔法なのだと彼らは知っているのです。
んたま族の仲間たち
んたま族の中には、いろいろな役目をもった子がいます。
たとえば…
スキんたま
「好き」「ときめき」「うれしい気持ち」を人間に届ける担当です。
とっても明るくて優しいけど…実は黒いところもしっかりあります。
ちょっと冷え性で、朝はいつも
たまたまが凍えているのが悩み。

花金たま
“金曜日のよろこび”を学ぶため、なんと自ら進んでにんげんの会社につとめています。
「花金って、こんなに幸せなものたまね〜」
とつぶやきながら帰る後ろ姿は、にんげんよりもにんげんくさいと言われています。

おわりに
今日も、んたまの里では風がやさしくゆれています。
あなたがつかれた日には、どこからともなくんたま族がやってくるかもしれません。
ゆるんでいいたまよ。
あなたの心に、幸せを届けにきたたま〜
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