防衛で化けるのは三菱重工だけじゃない。東京計器(7721)は“地味な計測機器メーカー”の顔を捨てて、国策のど真ん中へ入った東京計器 2026年3月期 第3四半期決算短信
はじめに
東京計器(7721)の2026年3月期 第3四半期決算は、かなり強い。
売上高は397億48百万円で前年同期比16.1%増、営業利益は20億38百万円で同93.4%増、経常利益は21億84百万円で同77.8%増、親会社株主に帰属する四半期純利益は17億39百万円で同86.5%増だった。売上だけでなく、利益の伸びがかなり大きい。しかも会社は通期予想を上方修正しており、売上高は604億円、営業利益は45億円、経常利益は46億円、純利益は32億10百万円へ引き上げた。配当予想も期末40円、年間40円を据え置いている。
この決算の一番大きなポイントは何か。
それは、東京計器が単なる計測機器メーカーとして見られる段階を超えつつあることだ。今回の増益を引っ張ったのは明確に防衛・通信機器事業であり、防衛予算の増加を背景に、航空機搭載機器や艦艇搭載機器の販売が大きく伸びた。防衛・通信機器事業の売上高は156億83百万円で前年同期比31.1%増、営業利益は前年同期の3億67百万円の赤字から、今期は8億67百万円の黒字へ転換した。これが全社業績を大きく押し上げている。
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