中学最下位だった僕が、フィジーにスクーターを届けるまで | 本瀬湧麻
皆さんこんにちは!
フリースタイルスクーター日本代表の本瀬湧麻です。
先日、フィジー共和国の子供達に『可能性』を届けてきたのでそのお話をここに書きました。最後までご覧いただけると幸いです!
正直に言うと、
中学の頃の自分は何もない人間でした。
勉強もできない。
特別な才能もない。
このまま何者にもなれないんだろうな、って思っていました。
そんな自分が今、
フィジーの子どもたちにスクーターを届けています。
すべての始まりは、フィジーだった
高校時代、僕はフィジーに3年間留学しました。
日本とは全く違う環境。
最初は戸惑うことばかりでした。
そして、そこで気づいたことがあります。
「遊びがない」
子どもたちは、放課後にやることがない。
安全に遊べる場所も少ない。
スポーツに触れる機会も限られている。
当たり前だと思っていたものが、そこにはありませんでした。
スクーターを見せたときのこと
ある日、自分が持っていたスクーターを見せると、
子どもたちが一気に集まってきました。
目を輝かせて、夢中になって、
何度も何度も挑戦していました。
その光景を見て思いました。
「これ、ただの遊びじゃない」
この時間が、
この場所が、
この瞬間が、
子どもたちにとっての「居場所」になっている。
あの時の自分には、何もできなかった
でもその時の自分には、
それ以上のことはできませんでした。
スクーターを1台見せることはできても、
環境を変えることはできない。
ただ「すごいな」で終わってしまった。
それがずっと心に残っていました。
だから、もう一度戻った
日本に帰ってから、
フリースタイルスクーターに本気で向き合いました。
気づけば、日本代表として世界大会に出場するまでになっていました。
でも、心の中にはずっとあの景色が残っていました。
「もう一度、あの場所に行きたい」
「今の自分なら、何かできるかもしれない」
そう思って、今回フィジーに戻りました。
スクーターを届けた日
そして今回、
フィジーの学校にスクーターを寄贈しました。
しかも、授業の一環として。
正直、少し不思議な気持ちでした。
高校生の頃、
「授業にスクーターあったら面白いのに(笑)」
って言っていた自分が、本当にそれを実現している。

変わったのは、子どもたちの表情
スクーターを渡した瞬間、
またあの時と同じ光景が広がりました。
笑顔。
挑戦。
仲間。
たったそれだけのことで、
空気が変わる。
やっぱり思いました。
「好きなことって、人の人生を変える力がある」

ここからがスタート
今回の活動で、すべてが解決したわけではありません。
むしろ、ここからがスタートです。
これから孤児院にも行きます。
活動も広げていきます。
そして将来的には、
フィジーにスケートパークを作りたいと思っています。
最後に
中学の頃、何もなかった自分でも
ここまで来ることができました。
だからこそ思います。
環境や過去は関係ない。
人は、どこからでも変われる。
次は、
この活動をもっと大きくしていく。
ここから、もっと広げていきます。
