漢字が大嫌いだった小5男子が、変わったきっかけ《再掲載》
小5のCくんは、明るくて人気者。
友達も多く、いつも周りを笑わせるいわゆるクラスのムードメーカーです。
ただ、勉強となると話は別。
宿題は不完全。特に漢字テストはボロボロ。
授業中も話を聞いておらず、「えっ、質問なんですか?」ということもしばしば。
ある日、漢字テスト不合格常連のCくんを含む3人にこう伝えました。
「次、80点未満なら満点取るまで居残り」
結果は――全員不合格。
居残り決定です。
ところが3人は、なぜか楽しそう。
「居残りって、なんかワクワクするよな」
居残り学習スタート。
まずは正しい学習法を教えます。
・手本をしっかり見る
・ゆっくり、丁寧に漢字を書く
・手本と自分の書いた字があっているか確認する
つまり、それまでは「なんとなく書いている」だけだったわけです。
30分後、1人合格。しばらくして、もう1人も合格。
最後に残ったのが、Cくん。
ここで、彼の表情が変わりました。
「やばい…」
子どもは、“真剣になった瞬間”から伸びる。
何度か目のテスト。
結果は…1問ミス。
「1個だけだから帰っていい?」
私は笑顔で言いました。
「だめだよ。満点とるまで帰れないよね」
その瞬間、Cくんのスイッチが完全に入りました。
おそらく「この先生、本気だ」と思ったことでしょう。
何度も見直し、丁寧に書き直す。
そしてついに――満点!
「がんばったな。すごいな」
「やり切ったの、かっこいいぞ」
努力したときは、必ずほめる。
続けてほしいことは、必ずほめる。
この日をきっかけに、Cくんは変わりました。
その後、漢字テストは安定して合格。
■まとめ
子どもが変わるポイントは3つです。
① 正しいやり方を教える
② できるまでやらせる
③ できたらしっかりほめる
