ベースを少し重く-シューマン:子供の情景第1曲【60歳独学ピアノ】
こんにちは。やすおです。
同じシューマンでも和音連打、ペダル全開の「交響的練習曲第12曲」から一転して、これ以上ないほどシンプルで美しい「子供の情景」を弾いていきます。
第1曲は、フランツ・リストの娘コジマ(後のワーグナー夫人)が何度も父に弾いてくれとせがみ、リストは次の曲に進めなかった、という逸話が残っています。
歌曲を思わせるシンプルなメロディとベースに加えて、左手と右手で分担してアルペッジョが内声に入っています。
曲そのものは比較的手になじみやすいです。
しかし、この内声のコントロールが非常に難しい。
指の独立や柔軟性が強く求められます。

モーツァルトだったら、ベースと内声を融合させて左手をアルペッジョのみにしていたでしょう。
しかし、この和声の厚み、丁寧な内声の作りこみがシューマンの魅力でもあります。
動画では最初にメロディと伴奏という考えで弾き、次にベースに厚みを持たせて、弦楽三重奏のような響きを目指してみました。
チェロが弓を長めに使うようなイメージです。
こうして聴いてみると、ベースと内声がややうるさくて、ごちゃごちゃと散らかっている感じがします。
やはり、シンプルな考えで弾いたほうが良さそうです。
しかし弾いている時は、何というか立体的な感じがして、非常に弾きやすかったです。
ハーモニーが湧き上がってくる感じがしました。
左手は抑えなくては、というプレッシャーから解放されているからかもしれません。
ベースはこのままで、もう少し内声が抑えられると良いのですが、これが難しい。
粘り強く練習していきます。
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