フリーランスになって一番ビビったのは、税金だった|困って自分で計算ツールを作った話
会社員のときは、税金を「考えたことがなかった」
フリーランスになって最初に面食らったのは、お金——というより、税金だった。
会社員のときは、税金も社会保険も、給料から勝手に引かれていた。
年末調整も会社がやってくれる。
だから正直、自分がいくら税金を払っているのか、ちゃんと考えたことがなかった。
でも、フリーになった瞬間、それが全部「自分ごと」になる。
そして僕は、順番に3回、税金でつまずいた。
① 忘れた頃にやってくる、住民税と国保の“後払い”
独立して、収入は会社員時代より増えた。
「よし、いい感じだ」と思っていた矢先。
翌年になって、住民税と国民健康保険の請求が、想定外の大きさでやってきた。
「え、もう会社員じゃないのに、なんでこんなに?」と焦った。
これは、住民税も国保も前年の所得をもとに計算されるからだ。
つまり、収入が増えた年の“ツケ”は、翌年にまとめて来る。
これを知らずに使い切っていると、後から一気に苦しくなる。
今は「来るものだ」と分かっているので、先に取り分けるようにしている。
でも、最初は本当にビビった。
② 初めての確定申告で、右往左往
次の壁が、初めての確定申告だった。
青色申告、経費、控除。
言葉は聞いたことがあっても、いざ自分でやるとなると、何が何だか分からない。
「これは経費にしていいのか」「どの控除が自分に使えるのか」。
調べても、出てくるのは専門用語だらけの説明ばかり。
「結局、自分の場合いくらになるの?」という一番知りたいことが、なかなか分からなかった。
③ ふるさと納税と経費の「線引き」で、毎回迷う
もう一つが、ふるさと納税と経費の線引きだ。
ふるさと納税は、上限を超えて寄付すると、超えた分は自腹になる。
でも、その上限がいくらなのかが、ぱっと分からない。
経費も同じで、「これはどこまで落としていいんだ?」と毎回手が止まる。
得するはずの制度なのに、よく分からないから、怖くて踏み込めない。
そんな状態だった。
気づいた:結局、「自分で計算できれば」全部解決する
3回つまずいて、あることに気づいた。
税金でビビるのは、たいてい**「自分の場合、いくらになるのか」が見えていないから**だ。
金額が先に分かっていれば、住民税も国保も備えられる。
ふるさと納税の上限が分かれば、安心して寄付できる。
じゃあ、それを計算できるものがあればいい。
——僕はインフラエンジニアだ。
無いなら、作ればいい。
だから作った:ぜいきんナビ
自分が税金で困った経験をそのまま形にして、「ぜいきんナビ」という税金の計算・解説サイトを友達のエンジニアと作った。
一緒に作った友達もnoteをやっているのでよかったらチェックしてみてほしい。
彼は僕と同じ境遇でIT未経験からエンジニアになり色々経験してフリーランスになった人なので、これからエンジニアを目指す人やエンジニアになったばかりの人は、絶対に参考になる経験をしていると思うので是非一度覗いてみてほしい。
作ったサイトでやれることは、こんな感じ。
税額の概算シミュレーター … 自分の場合、税金がだいたいいくらになるかが分かる(住民税・国保の備えに)
ふるさと納税の上限計算 … いくらまで寄付して大丈夫かが分かる
節税制度のやさしい解説 … 青色申告・ふるさと納税・iDeCo・小規模企業共済を、初心者向けに
全部、過去の自分が「これが欲しかった」と思ったものだ。
難しい税金の話を、難しいまま置いておきたくなかった。
同じように税金で困っている人がいたら、覗いてみてほしい。
👉 https://zeikin-navi.pages.dev
まとめ
フリーランスの税金は、知らないと毎回ビビるけど、仕組みが分かればそんなに怖くない。
住民税・国保は前年ベースで後から来る → 先に取り分けておく
確定申告は用語で身構えているだけ → 一度やれば流れは分かる
ふるさと納税や経費は**「自分の場合の数字」**が見えれば踏み込める
大事なのは、「自分の場合、いくらになるか」を先に把握しておくこと。
その計算を、ぜいきんナビでラクにできるようにしたので、よかったら使ってください。
会社員をやめて手取りがどう変わったかは「[会社員をやめてフリーランスになって、一番変わったのは「手取り」だった]」にも書いています。
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