【キングス・クロス駅】ハリーポッターの聖地、9と3/4番線
どうも、今日から俺はバックパッカーです!
今回は、「ロンドンで“魔法の世界に一歩踏み込んだ瞬間”の話」です。
ロンドン最終日。
長かったようで、あっという間だったこの街とも、いよいよ別れの時が来た。
次に向かうのは――ベルギー。
現実の旅は次の国へ進むのに、最後に訪れたのは“魔法の世界への入口”だった。
それが、キングス・クロス駅にある「9と3/4番線」。

駅の一角にひっそりと設けられたその場所には、すでに多くの人が列を作っていた。
壁に半分めり込んだカートと、その上に積まれたトランクやフクロウのケージ。まるで本当に、このまま助走をつけて壁に突っ込めば、ホグワーツへ行けてしまいそうな気さえしてくる。
順番を待ちながら周りを見渡すと、大人も子どもも関係なく、みんなが少しだけ“あの世界”に入り込んでいた。マフラーを巻いてポーズを決める人、杖を構える人、笑いながら何度も撮り直す人。そこには年齢も国籍も関係ない、純粋なワクワクが広がっていた。
いざ自分の番が来ると、少しだけ照れくささもあったが、それ以上に楽しい気持ちが勝った。
カートに手をかけて走り出すフリをしたその瞬間、ロンドンで過ごした時間や、ここまでの旅の記憶が一気に頭の中を駆け巡る。
魔法の世界に入ることはできなかったけれど、この場所には確かに「現実を少しだけ特別にしてくれる力」があった。
こうしてロンドンでの最後の目的地を後にし、次はいよいよベルギーへ。
物語の舞台は変わっていくけれど、旅の高揚感はまだ終わらない。
むしろここからが、また新しいページの始まりだ。
