普通男(フツオ)の恋愛記録|#6 高校3年生編
あっという間に高校3年生になりました。
私は、部活引退を控えた夏前に同じ部の1学年下「S子さん」の事を好きになっていました。
好きになった理由はその子が美人さんだったからです(笑)
スッキリとした顔つきで、みんなが認める爽やか系美人でしたが、大人しく人見知りの性格であった為、男子が声を掛けても反応が薄くてなかなか仲良くなれないという子でした。
私は部活が一緒という利点を活かしてたまに話しかけていましたが、
"大勢いる先輩の1人"
ぐらいしか親密度を上げる事ができていませんでした。
「もう一段階仲良くなるには勝負に出るしかない!」
と考えた私は、偶然を装って部活帰りに待ち伏せる作戦を立てました。
彼女の家は知りませんでしたが帰る方角はわかっていたので、あたりをつけて待っていると、なんとS子さんが現れました!(当然ですが 笑)
「本屋に寄った帰りやねん…偶然やね!」
など適当な理由を話した気がします。
会えたはいいのですが、緊張して早くも会話がギクシャクしだしたので、ボロが出る前に本題を伝えました
「良かったら電話番号交換しない?」
S子さんは驚きながらも了承してくれて、
連絡先を入手することができました。
私に好意を持ってくれていたわけではなく、ただびっくりして教えてくれただけだというのは感覚でわかりましたが、とにかく目的を達成することができました。
それから数日後に電話を掛けたのですが、
事前に準備として、
"会話のネタを思いつく限りメモっておく"
"脳内リハーサルをしておく"
を実機して望んだ成果が見事に出て、
大人しいS子さんがたくさん笑ってくれました。
※誰でも思いつく事前準備ですが、意外にやる人少ないです。簡単にできて効果が高いので是非やってください
それからは一気に進みました。
数回電話した後、告白してOKをもらったのです。
告白は、自宅近所のバス停ベンチでしました。
告白に頷いてくれた時、舞い上がるように嬉しかったです。帰ってからも、もう一度幸せを嚙み締めました。
でも…1ヶ月も経たず、デートすらすること無くフられてしまいました。
「押してくる先輩に圧倒されてOKしたものの、冷静になると好きでもタイプでも無かった…」
といったところだったのでしょう。
すごくショックで、電話で1回、会って1回くらい
考え直して欲しい!と未練たらしく拝み込みましたが心から困った顔をしている彼女を見た時に、自分の惨めさが理解できてしまい諦めました。
こうして、幸せ絶頂から一瞬で地に落ちたカッコ悪い奴になってしまったのですが、1つだけ当時の私を褒めたい点があります。
それはフられた時に相手に悪い感情を持たず、
"俺に足りていない部分があったからフられた。
好きになってもらいたかったら自分を磨かなければならない!"
を自然に思った事です。
この考え方は今でもずっと持っています。
かといって、思うだけで特に努力するわけでもないのが私のバカで可愛いところなのですが(笑)
でも、フられた時に「どうせ俺なんて…」と卑屈にならないためにはこれくらいのバカさがいいのかなと思っています。
ともあれ、こうして私の高校恋愛は終わりました。
S子さんにフられた後は、良い事も悪い事も無く
淡々と日々を過ごしてそのまま高校卒業となりました。
