見出し画像

氣・血・津液② 血(けつ)

氣・血・津液は、臓腑・器官・経絡などの生理活動を営む源となるもので、東洋医学では、人体はこの3つの要素で構成されていると考えられています。

血(けつ)とは

血とは脈中を流れる赤色の液状物で、生体内で活動するものとして、氣とともに重要なものである。
西洋医学でいう「血液」と似ていますが、東洋医学の「血」は、体を養う働きや精神を安定させる働きまで含み、より広い概念としてとらえられています。

血の生成

血の源は飲食物で、脾胃からもたらせる後天の精から作られる。
血の素材は、津液と営氣で、肺の呼吸作用が深く関与している。

血の働き

血は営氣とともに脈中を流れ、四肢や臓腑を潤し、その働きを支えている。血は夜、寝ている時「肝」に戻る。覚醒時・活動時には、必要に応じて脈中を流れて全身をめぐり、知覚活動や手足の動作や運動などの活動を円滑に行わせる。

血と五臓の関係

血は、心、肝、脾と関係が深い。
心は、脈を介して血を全身に送り出し、血の循環や拍動に関与する。
肝は、血量を配分し、昼夜の別、活動する部位・器官に応じて血量を調節している。
脾は、血の生成に関与し、全身的な血量の多少に関係している。また、営氣を介して血が脈外にもれないようにしている。


●目次

●青山鍼灸院noteトップ


いいなと思ったら応援しよう!