氣・血・津液③ 津液(しんえき)
氣・血・津液は、臓腑・器官・経絡などの生理活動を営む源となるもので、東洋医学では、人体はこの3つの要素で構成されていると考えられています。
津液とは
津液とは、血液以外の体内の水分を総称したもので、汗・涙・唾液・鼻水・リンパ液・関節液・・・などが津液です。
津液は、津と液にわけて考えられています。
津
津とは陽性の水分で、清んでいて粘り気がなく、主として体表部を潤し体温調節に関与する。汗と尿になって体外に排出される。
液
液とは陰性の水分で粘り気があり体内をゆっくり流れるもので、骨や髄を潤す。体表部では目・鼻・口などの粘膜や皮膚に潤いを与える。
津液と臓腑の関係
津液は、脾胃・肺・腎膀胱と関係が深い。
脾胃は、水穀(すいこく:飲食物)から津液を分離し、脾の働きによってこれを上部の肺へ送る。
肺は、胃から送られた津液を全身に送る。
腎は、全身にまわっている津液を管理し、不要なものを膀胱にためて尿として排泄する。
