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木を伐り木を植える

 気にはなっていた。義実家の西側に叔母さんが嫁入り前に植えたという杉林があって、ということは既に6,70年経っているのだが、植えた頃とは違って買い取りの価格より手間代の方が高いという話をきいてそのままになっていたのが、数年前の台風でそのうちの1本が倒れた。幸い杉林の中に倒れたからよかったものの、向きが違っていれば余所様の家に倒れ掛かってもおかしくはない位置関係でヒヤッとした。昨年退職して時間が出来たタイミングで、以前間伐でお世話になった森林組合に一度見てもらったのだが、結局お金を払うようになりそうなのと、直ぐに倒れる心配もないだろうということで様子見になっていた。今月に入って前の家の方から連絡があり、うちの杉林の隣が前の家の土地で、やはり杉の倒木が心配なので伐採するのに境界を確認したいとのこと。境界は直ぐに分かって、前の家では明日からでも杉を切るような勢いなので、この機会にうちでもという話になった。私的にはアウェイな集落の中で木が掛かりそうな家に一軒ずつ挨拶をして(お陰で知り合いが増えた)、林の後ろの境界を確認しようと後ろの家に尋ねたらうちのものではないという話。役場では分からず、法務局で調べたら、結局後ろ側も前の家のものだった。ようやく事前の了解が取れたので、先日組合に連絡して杉を買い取ってくれる業者さんを探してもらっているところ。
 その一方で、冬の間に花木を植えるために掘っておいた穴は随分埋まってきた。昨日苗木を売っているお店を訪ねたら、図らずもクチナシに加えてギリギリ車に入る位の蝋梅の苗があったので購入してきて植えた。残るは金木犀用の穴一つのみ。当初の予定からは少し変更になったけれど、上手く根付けば、元々ある花木と併せて一年を通して花を楽しめるようになる計画だ。ローテーションは、蝋梅⇒紅梅⇒白梅⇒沈丁花⇒枝垂れ桜⇒花桃⇒木蓮⇒八重桜⇒躑躅⇒牡丹⇒山法師⇒梔子⇒木槿⇒金木犀⇒山茶花⇒椿と言った感じ。昨年の初冬に強剪定をしてちょっと心配していた柿とキウイからも新緑が出てきたし、いつ実るか分からない柚子の木も植えた。昨年雑草を抜根した場所には既に別の草が伸びているけれど、それぞれの特性を見極めて上手く付き合っていきたい。たとえ明日世界が滅びようとも…ではないけれど、木を伐ったり植えたりしながら季節の移ろいを感じていたい。

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