柿と梅と1年と
悲報その2。上へ上へとばかり伸びていた柿の枝を昨秋大剪定して、この春初めて沢山花が咲いたと喜んでいたら、そろそろ柿の赤ちゃんが育っているかと覗いてみたところ、葉っぱばかりでどこにも実になりそうなものが無い。もう一本の柿の木にはちゃんとあるのにと不思議に思って調べてみたところ、柿にはキウイと同じように受粉樹がないと実らない種類があるらしいことを初めて知った。(今は亡き)お義父さん、どうしてまたよりによってそんな珍しい柿の木を!一瞬伐ってしまおうかとも思ったけれど、せっかくここまで育てたので、今度受粉に役立ちそうな柿を探してきて隣に植えてみることにしよう。どんな柿が実るのか、やっぱり一度見てみたい。
代わりにという訳でもないけれど、生まれて初めて梅仕事に挑戦した。去年までは、実家の庭で花を楽しんだ後の枝に立派な実がなっているのを知りながら、それを利用するまでの余裕がなかった。今年もバタバタしているけれど、何とか下の方の実だけでもと、2本の木から3kg程を収穫。ヘタを取ろうと思ったら、こういう時に限って竹串がない。スーパーに買いにいくと最後の一つ、みんなも買いにきているのかと思ったけれど、だとしても、使おうとして無いのに気付いて買いにきたサザエさんみたいなのは私くらいだろう。動画を観ながら、なんとか2本の梅シロップを瓶に仕込んだ。採った木ごとに梅を分けて作ったので、その違いが分かるかが楽しみ。えっ、梅酒じゃないの?と思ったあなた、さすがよく分かっていらっしゃる!私もそう思ったけれど、今回は初めてなのでとりあえずシロップに挑戦ということで。
そうこうするうち、退職してから1年が過ぎた。あっという間だった。始めのうちは、出勤や通学する人たちとすれ違うときにちょっと申し訳ないような気がしていたけれど、今は平気になった。退職者としての自覚が板についたのだろう。スーツやネクタイはまだ残してあるけれど、およそもう袖を通す気がしない。人は慣れる生きものなのだ、易き方には特に。1年を通して実家の庭仕事があるし、一人暮らしの義母も少しずつ出来ないことが増えてきている。退職のタイミングとしては丁度よかったと思う。会いたいと思っている人たちにはまだ少ししか会えていないけれど、一回りして大分リズムも掴めてきたので、これから秋頃に向けて具体的な計画を練っていきたい。こちらはようやく梅雨入りの気配で明後日が夏至、その先に、今年も暑くなりそうな夏が待っている。
