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マイブーム

 最近のマイブームは何ですか?と尋ねる人は、実は語りたい自分のマイブームを持っているという法則に気付いたのはいつ頃だったろう?それまでは、聞かれるとまじめにエぇ~っとぉ…と考え込んでいたのが、それが分かってからは随分楽になった。あなたは?と聞き返せばいいのだ。私も随分大人になったものだ。但し、私のように単純に会話のネタに困って尋ねる場合もあるので、見極めが肝心ということも念のため。
 で、マイブームである。何ですか?と聞かれたら迷わず「糠漬け!」と答える。渋い、さすが退職親父。ちょっと前にお腹の調子がイマイチな時期があって、ネットでお腹にいいものを探していろいろ試してみた。自分にとっての流行り廃りがある中で、いくつかは今でも続いている。例えばきな粉、蜂蜜を入れて豆乳で捏ねたものにココアを加えると生チョコみたいになる。それから切り干し大根、ぬるま湯で戻して塩昆布をちょっと入れてリンゴ酢を入れておくと常備菜の一つに。お陰で最近はだいぶ調子がいい。先日ネットで久しぶりに「お腹にいいもの5つ」みたいのが流れてきて、見てみたらそのうち4つは既に試し済みで、唯一未だだったのが糠漬けだった。ずっとニンジンやキュウリを甘酢付けにしていたのにちょうど飽きたところだったので、早速試してみた。と言っても一から糠床を作る程の根性もなく、近所のスーパーでビニール袋に入っているものを買ってきた。一度に入れられる量は限られるけれど、半日付けたキュウリを初めて食べたときは感激した。それからというもの、ニンジン、ナス、カブ、大根と冷蔵庫にある野菜を朝な夕なに漬け込んでいる。幸せというものは存外身近にあるもので、要は、ずうっとそこにあるものにこちらが気付くかどうかなのだと思い知らされる。幸せと言えば葛湯もいい。吉野にお花見に行ってきた方から、名産の葛をお土産で頂いたのだ。冬の間、朝は生姜に蜂蜜を入れて飲んでいたのだが、葛湯にはまた別の懐かしいやさしさがある。とここまで書いてきたけれど、読み返してみると健康オタク老人まっしぐらだ。そう言えば、身体にいいものを一生懸命採っていた人が、それが原因で病気になったという記事を今朝読んだっけ。何事も過ぎたるは猶及ばざるがごとし、自然体で程々にがよろしいようで🙇

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