真夏日のお墓参り
日を跨いでしまいましたが、昨日お墓参りに行ったお話です。次の記事が煮詰まっているので一旦気持ちのリセットで綴らせて頂きました。
7月に実家に帰る前にこっそり内緒でお墓参りをする
母にも伝えず、こっそり亡き父上とおばあに会いに行く
“またこの時期がきた。今年は報告が沢山あるな…”
ここ最近とても暑い…だから少々腰が重い
だけどここで行かねばいつ行く??
私のお墓参りはこっそり綺麗にして、ピカピカにして
何事もなかったかの様に、
”報告と感謝を伝えるお掃除墓参り”
この二つをするための、個人的な儀式。
実は、少し疲れていて…
向かっている途中、電車の中でうとうとしてしまっていました。ふと目が覚めたら、実家の最寄り駅。
都内から近い私の田舎の千葉県。
時計を見たら「14時09分」
ミルクさんが旅立った、
その時刻とまったく同じでした。
あ…これは…胸の奥がギュウッとなる。
込み上げるものがある…ジリジリと暑い中、私は涙がこぼれない様に天を仰ぐ
右手で首から胸を撫下す癖がついてしまっている
深い深呼吸と共に私は何度も首から胸を撫で下す。
理由、動物病院の待合室でミルクさんの診察が終わるまでの間についた癖…
抜けない、治らないな…無意識に出た独り言
旅立った時間と同じ時間だった。
不思議な気分になりつつも、あれ?と思ったけれど、
なぜか不思議とそのまま流れに身を任せていました。

一途。毎年の約束は片思いでも一途に守る
私の夏のお迎え前のルール
(昔から写真と文字を組み合わせることが好き)
お墓に着いたら、草がいっぱいで、淋しさを感じた。
手入れもされていないままの姿がぽつんと。
誰に言われたわけでもなく、
気づいたら私は静かに草むしりを始めていた
暑さの中で、土に触れながら
“ずっと待ってたんだね、今日来れて良かった”って
そんな気持ちになりながら草むしりをする
そのとき、小さなゲジゲジが姿を現して、
毛虫が苦手な私は、わっ…と一瞬驚いたけれど、
「この子も、ずっとここで生きていたんだね」と
なぜか自然に思えた。
無心で、でも同時にありがとうを込めて墓石を拭く
供えられていたお花も枯れていた。
綺麗にしよう、せめてお線香だけあげよう…
蜘蛛の巣を払う。
お供え物をするとカラスがつついて荒らすため、
父の大好物の「あんぱんとコーラ」をお供えできない…
持ってきたのにな。居る間、お供えして、私がありがたく頂く事にした。
一緒に食べた気分になってくれたかな?父上
暑いよ?まだ梅雨なはずなんだよ、ビックリだよ
綺麗なお水、暑いからコップいっぱい入れるね
お線香に火をつけ、煙を払い、線香を手向けて合掌。
私のすぐそばに、てんとう虫がちょこんといて
そのすぐあとに、アゲハ蝶が目の前をふわりと舞っていった
風も優しくて、光も穏やかで、
“来てくれて、ありがとう”と
誰かの声にならない声が、胸の奥で響いた気がした
無理して行ったんじゃなくて、
たぶん今日は“呼ばれていた“気がする
ちょっとだけきれいになったお墓と、
その場に残るやわらかな気配に
「またお盆に来るね」と心の中でつぶやいて
帰り道は、すこし軽やかでした。

意味は覚めない夢、いつまでも実現しない願望や、忘れられない過去の出来事という意味。墓参りに行った後は眠る前はよく思い出す言葉です
遠い様で近い大切な先祖参りのお話でした
夜は熱帯夜、どうぞ涼しくしておやすみください
