居酒屋wagaya5;今の年齢に合わせて元気に生きようね
「こんばんは!」
「お久しぶりね!生きてた?」
「いろいろあって、孫たちの帰省も重なり今日になってしまったってわけ」
「ビールお願いしまーす!」
「今日はイカ刺だよ!」
「いいですね!耳多めでお願いします!」
こんな軽口をたたきながら今日もいただきます!
「ところで津波は大丈夫だったの?」とママさんが尋ねてくる。
自宅は山の中で津波の心配はないが、勤務場所は海に少し近いところで以前は駐車場まで海水が上がってきたらしい。その日勤務だった私は職場に着いて直後にサイレンの音や津波情報を知った。スタッフさんたちは利用者さんの送迎に出かけた後で、残っていたスタッフが全員に電話で状況を知らせ利用者の迎えをせずに戻ってきた。自宅で迎えの車を待っているであろう利用者さんに連絡し家の中で待機するように、テレビで津波の情報を見るように伝えていた。ご家族にも連絡し津波の状況によっては今日のデイサービスは中止になることも伝えていた。「家族の安否確認もしてね」という責任者の声かけもあり津波被害のエリアに自宅のある職員は子どもの迎えに車を走らせた人もいた。持ち出しの荷物の確認をしたりボイラーの電源を切ったりしているうちに津波注意報から警報に変わり緊急速報のアラームがけたたましく鳴り始め、私たちは同法人の経営するグループホームへと移動した。ここは高台にあって津波の被害を受ける心配はないところである。
この日我が家では孫たちが二人だけで留守番をしており、ママは仕事、パパは市役所で用事を済ませてから戻ることになっていた。孫たちの携帯にもあのすさまじいアラームが鳴り響き不安になっているだろうか?とlineしようと思っていたら小6の孫からlineが先に届いた。「ばあちゃんにげてー」って。どうやら市役所の用事が早く済みパパは戻ってきたらしい。パパから婆ちゃんの職場は海に近いぞって聞いて連絡をくれたらしい。
婆ちゃんも避難したことを伝えお互いの無事を確認出来て安心したが、仕事をしている時に緊急事態が発生した場合子どもや動物たちをどうやって守っていくのか考えておかないといけないなとあらためて思った。
「でもさ、孫ちゃんが先に連絡くれたんでしょ?婆ちゃんを守らなきゃ!って反対に心配される年になったってことだよね。自分の身は自分で守れるようにしておきたいものだよね」とママさんが言う。
ほんとにそうだね。
実はね、
7/25日と26日の二日間東京へ行って学生時代の同級生と会い、ご主人のお墓参りをして帰って来たんだけど、なんかね、その子階段昇降とか大変そうだった。手すりにつかまらないと階段降りられないし、もちろん転んで骨折なんてリスクを考えていることもあるんだけど、あの溌溂としていた彼女でもこうなるんだねと思うと「老いる」ことの現実を見せつけられた気がしたね。彼女は今一人暮らしで買い物や病院通いのほかは庭の花々の手入れをする毎日を送っているらしいが、涼しくなったらウォーキング始めるとか言ってた。それがいいね!八戸に遊びに来てくれた頃のように生き生きとしていてほしいなと思うんだ。
いつか体が動かなくなる日が来るんだろうけど、それまでは動くための努力を少しづつでも継続しないとねと思いながら帰って来たのよ。
「ねえママさん、お酒っていつまで飲めるのかなぁ?」
「そうねぇ、人によって違うと思うけど、あなたの場合はこの世を去る直前まで飲んでいそうな気がするな」
「ぷ~っ!」
おあとがよろしいようで!
又お邪魔します!ごちそうさまでした!
いつもありがとうございます!
お気をつけてお帰りくださいね!
