ハーフアップでViva La Revolution
『韓国 サッカー選手 かっこいい人 2002』で検索したら出てきた。
アン・ジョンファン氏だ。
2002年、FIFAワールドカップで母が熱烈に推した選手である。あの時期、我が家では母一人による「テーハミング(ク)」コールが鳴り止まなかった。
あまりにも好きそうだから、テレビ画面にアン・ジョンファンがアップになった時にツーショットを撮ってあげた。その瞬間でさえ、母の視線は彼に釘付けだった。プレーより顔が好きだったのだ。
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十数年ぶりにアン・ジョンファンと、2002年当時の家の光景を懐かしく思い出した。そのきっかけをくれたのは昨夜観た映画『ワン·バトル·アフター·アナザー』の主演レオナルド・ディカプリオ、その人の髪型である。

わかりづらいと思う。
説明すると、これはハーフアップなのだ。
前髪が落ちてこないように頭髪の上半分を適当に結んでいる。
かつて、この髪型で一世を風靡した人がいる。
サッカー選手だったイルハン・マンスズである。
彼もまた、2002年FIFAワールドカップで活躍した。当時、彼の笑顔に打ちのめされた私は写真集(たしか5000円くらいだった)を買おうか本気で悩んだ。
買わなかったけれど、彼の笑顔はいつも私の心にある。天使のような……ではなく、彼の笑顔は赤ちゃんのそれだ。向けられると無条件に嬉しくなる、ベビースマイルなのだ。
まとめると、
ディカプリオのハーフアップ
→イルハンのハーフアップ
→アン・ジョンファンの顔面アップ
→2002年FIFAワールドカップ
である。
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世界のディカプリオの画像をヘアカタログのように使ってしまったのでここからは映画のことにもちゃんと触れたい。
ワンバトルアフターアナザー、とても面白かった。
タイトルで検索するとすぐに出てくる概要がこちら。
元革命家の頼りない中年男ボブ。彼はさらわれた愛娘を取り戻すため、かつての仲間や謎めいた空手のセンセイの助けを借りながら、恐ろしい軍人ロックジョーに立ち向かっていく。
これだけ読むとなんだかつまらなそう。2時間40分をこの映画に捧げられるか、悩んでしまう。
この映画の予告映像は何通りかあるが、私がおすすめしたいティザーはこちら。
個人的にこの映画の見どころは、レオナルド・ディカプリオの熟成された演技だと思う。父親の役どころがはまっている。
それから、派手なアクションもチェイスバトルもいいけれど、ショーン・ペンが良い。
ショーン・ペンは何を演じても素晴らしいが、今回の鬼大佐役はしっかり『やばい人』だった。
映画を観ていてある場面になった瞬間、両手で口を覆って叫んだのは久しぶり。それはショーン・ペンの見せ場?だったが、驚いた次には笑うしかないくらい狂っていた。
そして、飄々とした役どころだが、俳優本人の魅力が溢れてしまってどうにもとまらないベニチオ・デル・トロがスマート。

私に言わせればこの映画は、老けてもとんでもなくかっこいい三人の俳優に感心して「ほえ~」ってなればいい映画だ。キレッキレのアクションというよりはずっとドタバタしていて重力を感じる。
2時間40分の使い道に迷ったらこの映画を体感することをおすすめしたい。とても贅沢な時間を過ごせるから。
