2度目の熊本地震を経験して。
2度目の熊本地震。
私の住むところは南区、震度6強でした。
何度も停電が起こり、
水も出なくなりましたが、
電気、ガス、水道、今は大丈夫です。
今回の地震で亡くなられた方々に、
心よりご冥福をお祈り申し上げます。
爆発が起こったイオンモールは、
私も映画を観たり
買い物をしたりする場所です。
ニュースで流れる爆発の映像を見た時は、
大きな衝撃を受けました。
大切な方々が
行かれてなかっただろうか?
と、すごく気になりました。
今回の地震の酷かったところは、
10年前とはまた違う南側の方で
「家が真っ二つになった」
と友人からLINEが届き、
お客様から送られてきた写真も、
足の踏み場がない状態。
八代市のお客様にLINEをしたけれど
返信がなく、心配になっています。
やはり、
連絡は控えたほうが良かったか……。
宇城市のお客様も
たくさんいらっしゃるので、
連絡してみようか?
……いや、今はやめておこう。
そんなことばかり考えていました。
「過剰に携帯は使わない方がいい……」
「停電になったらどうするか?」
それも頭をよぎり、
お客様への連絡も
「もし大変な事態になられていたら……」と、
いろいろな気持ちが交差して、
なるべく連絡を控えていました。
停電が何度も起きる中で、
10年前の記憶が走馬灯のように
蘇ってきました。
怖くて一人で泣いたあの夜。
呆然と見つめた、倒れた家具や
割れたガラス、テレビ、食器。
工具で強く引っかいたような
ギザギザの傷が残った床。
思い出したくなくて
心の引き出しの奥深くに
しまい込んでいた記憶の扉が、
また、開いてしまいました。
あの時は、水が全く出ませんでした。
県外の親戚や友人から届いた
水や食料のありがたさが、
身に染みました。
5日ぶりに入ったお風呂は、
熊本港に停泊した
海上保安庁の船の中のお風呂。
朝早くから並び、
見ず知らずの方と二人で
久しぶりに入った湯船。
帰り道には、お風呂を待つ車の長い長い行列。
ガラスの破片が飛び散る
お客様の家の片付けに行ったり、
マッサージをしに訪問したり。
仮設住宅に入られたお客様を訪問し、
ご無事で良かったと手を握り合い、
倒壊した家の話、
落ちてきた柱で腰を打った話を聞きながら、
涙して背中をさすり続けました。
そして、一昨日。
2度目の地震が起きる前、
お客様のお手入れをしていました。
夏休み中だった小学一年生の女の子も、
一緒に連れて来られていました。
お客様が帰られた後にやってきた、
大きな揺れ。
倒れた巨大な姿鏡を見た時、
「もしあの子がここにいたら……」
と想像したら、血の気が引きました。
呆然と立ちすくみながらも、
「何か食べておかなきゃ。
また酷い地震が来るかもしれない。
生きていくために、
今は腹ごしらえしないと」
と思っていた時、
仕事帰りの息子が立ち寄りました。
「心配して来てやったちか、
豪華にミネストローネ食いよらぁす!」
「お昼ご飯も食べとらんたい!
腹が減っては戦はできんて言うでしょうが!」
倒れた花瓶や姿鏡が
そのまま置かれた部屋を後ろに
そんなやり取りをしていました。
このような非常事態に直面すると、
こんな当たり前の会話ができることさえ、
「普通」が一番
尊いことだと思えるのです。
「自粛を、自粛しよう!」
10年前の熊本地震のとき、
この言葉が飛び交いました。
あの10年前、
サロンのお客様もほとんど
来られなくなりました。
心が折れそうになる中、
やっと来てくださった
お一人のサロンのお客様。
「無事で良かった……」
私が涙声で伝えると、
お客様はこう話されました。
「娘にね、『こんな時にエステなんてよく行けるよね』って呆れられたとよ。
だから言ったよ。『行ける人が、行ける所に行く!こうして助け合わんとね!』って」
この言葉を思い出します。
自粛ばかりして日常や経済を
止めてしまったら、
みんなで沈んでしまう。
活気が早く戻りますよう、
熊本が早く元気になるよう、
被災された方々が
早く日常の生活に戻れるよう、
皆さんの心が早く穏やかになるよう、
祈るばかりです。
暑い中、復旧活動をされている方も
どうかご無事で。
日本はいつ、
どこで大規模な災害が
起こってもおかしくない国です。
だからこそ大切なのは人命であり、
早期復旧を願うと共に、
お互いに寄り添い助け合う
「人の温かさ」に触れる時でもあります。
余震がずっと続き
不安がよぎりますが、
生きてさえいれば、
何度だってやり直せる。
笑顔の明日が1日も早く訪れることを、
心から祈っています。
🍀 noteのフォロワー様へ
たくさんのメールやコメントをいただき、
ありがとうございました。
まだコメント返しができておらず、
ごめんなさい。
心配してくださった皆様の優しさに、
心から感謝申し上げます。
記事にして応援していただいた方や、
配慮して投稿を控えられた方も
いらっしゃったことでしょう。
皆様のお心遣いに、
深く胸を打たれました。
本当に、ありがとうございました🍀

