百人一首で百人百色
今回はお世話になっている三羽さまの企画に参加させていただきました。
そして、カンナ隊長がわたしの作品に絵をつけてくださりました。すごいコラボ😍😍💕
嬉しすぎてちょっと興奮がおさまりません。
これ、すごい企画です。参加されている方々は常に色々書いてご活躍なさっている方々なので、人様の作品を見るだけでも楽しい!
しかも、偶然空いていたわたしの好きな首で参加させていただきました。運命ですか?
75,契りおきし させもが霞を 命にて あはれ今年の 秋もいぬめり
空いてたので意を決してお願いしました。好きですこの歌💕コメント書くまでめっちゃ手が震えたのは秘密。
「来世で一緒になろうな」
その言葉を支えに私は生きていた。
何度も何度も現実生活の荒波に飲まれ、時に呼吸を忘れる程のストレスに病院に担ぎ込まれた。
幼馴染の彼は優しい。けれども、彼が愛する人に私は存在していない。
「忠道さんが呼んでいる」
嬉しそうに携帯に届いたメールを見てまた見舞いにくるから、と言い去る彼。
いつかは振り向いてくれる日が来るのではないか、と妄信していた。
幾人もの女性から求愛を受けても見向きもしなかった彼。
私は、彼が誰よりも愛する忠道さんになりたかった。
彼が好きな歌の勉強を始めたものの、勝手がわからず何もついていけない。詠むもの詠むもの添削され、ついに彼は私から距離をとった。
もう彼は見舞いに来ない。
あれからもストレス発作を繰り返し、今も病院に運ばれていた。
以前までは幼馴染の連絡先だったものが、電話もない実家へと変わった。
点滴が終わり、ふと病院の窓から見える茶色に色づきかけた葉を見つめる。
今年は猛暑のせいで葉の色が変わらなかった。けれども、木も必死に自分を輝かせていきている。
「あの葉の色がまた変わったら、もう一度素直になれるかしら」
根っこの腐った葉っぱが一枚はらりと落ちた。私はそれを窓際でキャッチする。
手のひらでほろほろと崩れたそれを見て、まだ私が壊れるには早いと悟る。
彼に振り向いて欲しくて必死にもがいた私。
足枷になる為に彼を愛していたわけではない。
来世で一緒になるために、もう一度彼と向き合おう。今度は、言葉で。
「──来世で一緒になろうね」
あの言葉が、今も、私を生かしてくれる。
例えこころが移ろうとも。

総文字816
秋もいぬめり、の部分がインパクト強くて、実は百人一首でかなり記憶に残っているものです。
わたしが何を伝えたいのかの解釈はお任せします。基本作品は読み手に委ねるスタンスです。
(というか百人一首の企画に初参加なのであれ、現代やんか…と思われてしまったらどうしましょ💦)
とても素敵な企画、全ての首が埋まり、皆様の作品を楽しみに拝見させていただきます😊
実家に昔置いてあった百人一首、何故か二個紛失して遊べなくなりいつの間にか捨てられてました😭また買おうかな。
今年はとにかく自分の見聞を広めるべく(未知のジャンルにトライしたい!)ので参加させていただきました🙏
他の方々と絶対に比較しないでください💦
このジャンルは完全な初心者なので、日々鍛錬ですね💪
最後までお読みくださりありがとうございました。
沢山の方と紡ぐ百人一首のストーリー、参加させてくださりありがとうございます☺️完成がとても楽しみです🎵
