4.出産時の女性器の変化を見たい父親の希望【若年男女に託される新たな命】
「やだぁ……恥ずかしいよぉ!」
「ここをこうして刺激すると……」
担任は風香のクリトリスを指の腹で円を描くようにして優しくこねる。
その途端、風香の身体がビクンと跳ねる。そして同時に膣内がキュッと締まったのを感じた海斗はピストン運動を再開した。
「あっ!あんっ!んふぅっ……!あふっ……んんっ」
「これが女性が一番感じる部分です。男性の場合は亀頭と呼ばれる部分が、この部分ですね。女性の場合はクリトリスが、男性の場合はペニスが当たることで強い快感を得ることができるんです」
「風香っ……僕もう我慢できないよ……出すからね!」
「うんっ!しっかり射精、お願いね!子宮の中にたくさん送り込んでよね」
「わかってるって!」
海斗は腰の動きを速めると、一気に精を放ち、それと同時に風香も絶頂を迎える。
「ああぁっ!!イクッ!!」
「イクよ…ん、っん…あぁ!あっ、っ……出そっぁあっ……いくっっく……あっ」
ビクンッと身体を大きく痙攣させると、膣内に大量の精子が流れ込んでくるのを感じた。その感覚は今まで感じたことのないもので、とても心地良いものだった。
「はぁっ……はぁっ……風香……」
海斗が優しく頬を撫でると、風香はなんとも幸せそうな表情を見せる。。
そして二人はゆっくりと結合を解くと、お互いを見つめ合うようにして唇を重ねたのだった。
「これで、今度こそ赤ちゃんできるかな?」
「きっとできるよ。僕たち二人の精子と卵子だもん」
周囲の人々はその光景を羨ましそうに見ていた。
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それから七ヶ月が経った頃。
同級生に披露した、あのセックス授業の日にはすでに風香は子を宿していた。
まだ初潮を迎えて浅い時期であったことから、排卵日の特定も難しかった。
そのため、基礎体温の計測を行いながらも可能なタイミングでひたすらセックスするしかなく、定期的に妊娠検査薬は試していたものの、陽性反応を示すタイミングを逃して検査したせいか、発覚するまでに時間が掛かってしまったのだ。
そしてある日の放課後、風香は嬉しそう言葉にした。
「お腹の子ね、逆子が直ったみたいだよ」
その言葉に、二人は抱き合った。
「本当に!?良かったね、風香」
「私も本当に安心したの。これで無事に生まれて、いつか本当の家族として暮らせたら嬉しいな」
妊娠中期頃までお腹の赤ちゃんというのは逆子、所謂頭が上にある状態でも不思議ではないのだが、後期に入ると自然と頭が下になるのだという。
それでも風香のお腹の子は出産まで一ヶ月を切ったというのに逆子の状態で、このままいけば帝王切開になると聞かされていた。
逆子であることに加え、まだ未熟な体ということが大きな理由であり、二人の両親も帝王切開の方が安心だという考えを抱いていた。
だが、海斗は違った。性の授業を受け、男のペニスを女性の膣内に挿入し、精液を放出することで卵子と精子が受精する。そして新たな生命の鼓動が始まる。
その一連の流れを経験し、海斗は男としての自信を持つようになっていたのだ。
そして彼は決意した。
帝王切開ではなく、産道を通って産み出す経膣分娩で出産できるようサポートしたいと。
自分がペニスを挿入して精液を放った、風香の性器に存在する穴である膣口から、今度はそこから出てくる命をこの目で見届けたいと強く願っていた。
ペニスを挿れ射精した所と同じ穴から、今度は子どもが出てくる。
目に見えないほどの大きさの精子が子宮内で卵子と結合して着床し、一人の人間となって女性器から出てくるのだ。
そんな神秘的な姿を、海斗は自分の目で見たいと思ったのだ。
「風香、赤ちゃんは帝王切開じゃなくて膣から出すよね?僕も手伝うから。陣痛が来たら風香が少しでも楽に過ごせるよう、何でもするよ」
「前に海斗くんが自然分娩で生んで欲しいって言ってたし、私もできるならそうしたいと思ってるよ」
「風香の性器はすごく可愛いし、これからも僕だけの秘密の場所として大事にしたいと思ってる。それから無事に生まれて生活が落ち着いたら、また赤ちゃんを作りたい。本当に……一緒に頑張ろうね」
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陣痛らしき痛みが来たのは通常通り授業を受けていた平日午前のことだった。
その日は、慌ただしく朝の支度終えて登校した。教室に到着すると、シクシクと感じていた痛みが強くなってきた気がする。
家で朝食を食べている際に母親に下腹部の鈍痛を訴えたが、それは出産予定日近くになると起こる症状の一つらしく、今は心配ないと言われた。それは、前駆陣痛と呼ぶらしく、母親も風香の出産前には経験したという。
だが、風香は臨月に入ってから、頻繁に下腹部に痛みを感じるようになっていた。
これを前駆陣痛として良いのか、初めての妊娠であるゆえ、それはわからずにいた。
そして今、これが陣痛であることに気づいた風香は、その痛みについて担任に訴え、一度保健室へ向かうことにしたのだ。
「先生……陣痛かもしれないです」
「いよいよ来たのね。わかったわ、とりあえず保健室へ行きましょう」
担任は風香の顔色を見て、すぐに状況を察したようで小さく頷いた。
養護教諭が迎え入れると、大きなお腹を抱えながら前屈みになって歩く姿に全てを悟っていた。
「どうしたの?お腹痛い?」
「はい……」
「じゃあベッドに横になって楽にしててね。もう臨月だし予定日も近いのよね。風香さんもいよいよか……」
風香の妊娠が分かってからというもの、海斗が父親であること。それから検診結果、出産予定日なんかも産院と連携して情報がまとめられていた。
言われるままにベッドへ移動し横になるが、まだ本陣痛らしい痛みは感じられなかった。
「先生……まだ生まれそうとかではないんですけど、これってやっぱり陣痛ですかね」
「そうねぇ、初産だし時間がかかるとは思うけど。これから先生が病院に連絡入れてげるから」
養護教諭はそう告げると、風香に掛け布団を掛けたあと、その場を離れていった。
それからしばらく経過したが、次第にその痛みが強くなっていることには気づいていた。
それでも陣痛の間隔は十五分だったり、それ以上だったり、それではまだ病院に行くまでの間隔ではないらしい。
これまでは、途中に仮眠をとることができるほどだった痛みが、今はもう耐えられないほどになっているというのに。
「はぁ……はぁっ……」
額には脂汗が浮かび上がり、呼吸も荒くなっていた。
養護教諭が戻ってきたのは、それからすぐのことだった。
「風香さん、ごめんなさいね!ちょっと会議が長引いちゃって」
「先生……もう……痛くて辛いです」
「だいぶ辛そうね。もう病院行かないと無理そうね。電話するわよ」
「……はい。あの……海斗は?」
「すぐに呼んでくるから安心して大丈夫よ」
養護教諭が再び産院へ連絡を入れると、いよいよ出産に向けて入院することになったのだ。
そして海斗の到着を待って学校を出発すると、その足でタクシーへと乗り込んだ。
「うぅ……痛いっっ、ゔぅーっ、痛いのまた来るよぉ!」
「大丈夫、大丈夫だから。一緒にいるからね」
「あぁぁぁぁぁっ!はぁ、はぁ……んっ!痛い痛い痛い痛い、ふぁぁぁぁぁぁぁぁ!」
タクシーの後部座席で、風香は悲痛な叫び声を上げ、途中の信号がものすごく長く感じていた。
風香はタクシーの中で痛みに耐えられず制服を着たままショーツを脱ぐと、左右の足をそろぞれ両手で抱えて赤ちゃんが出てくるところを丸見えにし、海斗はそんな風香のお腹をさすってあげていた。
「もう無理……我慢できないよぉ!」
「もう少しで病院だから頑張って!赤ちゃんに会えるのをずっと楽しみにしてたじゃん?ママが泣いてたら、生まれてきた赤ちゃんが心配しちゃうよ」
「そうよ、風香さん。あなたたち二人はこの年齢で国に選ばれ、性行為を学び、実際に行為をして妊娠に至った。そしてクラスメイトへ向けてのリアル性行為授業まで実践してくれた。私たち教師陣は、あなた達二人の行動力と勇気には心から労いたいと思っているのよ。だからこの出産を終えれば、一区切りなの。頑張りましょ」
それから十分も経たないうちに病院に到着し、受付を済ませるとすぐに分娩室へと案内された。
そこで待っていた医師に状況を説明されながら準備が行われると、あっという間にいきみたい程の陣痛が始まった。
「あ゛ぁっ!痛いっ、いたいっ!あぁっ!あぁっ!!」
「内診させてくださいね」
「あぁ……痛いっ、先生もう無理ぃ!早く終わらせてよぉ!」
「まだよ、もう少し頑張って!」
海斗も風香の手を握りながら励まし続けた。
膣の最奥に指を突っ込まれ、グリッと中で動かされる度に痛みが走る。
「痛いぃ!もう無理だってぇ!痛い時に動かさないでぇぇぇぇ」
「髪の毛が触れるから、もう破水してますね。学校を出てくる時には破水してました?」
「破水って……あっ、あぁっ!あ゛ぁぁっ!!もうヤァだー!痛いの、もう無理なんだってばぁ!」
知識と年齢が伴わず、まだ破水という現象がどのようなものかを理解仕切れていない風香だったが、それでも破水が起きているのは事実だった。
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