子どもの人生を支える、親という名脇役
今日の記事はnote大学子育て部のテーマに挑戦
今月のテーマは、
「お気に入りの脇役」 です。
小説や映画、漫画など、私たちが触れてきた多くの作品には、必ずと言っていいほど主人公が存在します。しかし、その物語を支えているのは、決して主人公だけではありません。時に脇役や敵役と呼ばれる存在が、作品に深みを与え、印象を強く残すことがあります。
このテーマを見たとき、最初に思い浮かんだのは、映画やドラマ、漫画に出てくる名脇役の存在でした。
物語の中には、必ず主人公がいます。
でも、主人公だけでは物語は成り立ちません。
そばで支えてくれる人。
時には厳しい言葉をかけてくれる人。
空気を和ませてくれる人。
主人公の背中を押してくれる人。
そんな脇役がいるからこそ、物語は深くなり、主人公の魅力も引き立っていきます。
見終わったあとに、
「あの脇役、よかったな」
「あの人がいたから、この物語が好きになった」
そんなふうに心に残ることもありませんか?
最近私は韓国ドラマにハマっています。
韓国ドラマを見ていても思います。
主役はもちろん素敵なのですが、脇役の存在感がすごい。
「あ、この俳優さんが出ているなら、きっと面白い」
「この人がいるだけで安心して見られる」
そんな名脇役がいるドラマは、物語全体に深みが出ます。
子育てにおいて、親は最高の『名脇役』なのかもしれないふと思ったのです。
子どもの人生の主人公は、子ども自身
子育てをしていると、つい親の方が前に出たくなることがあります。
「こうした方がいいよ」
「こっちの道の方が安心だよ」
「失敗しないように教えてあげなきゃ」
そんな気持ちになること、ありませんか?
その気持ちは、子どもを思う気持ちから出てくるものです。
大切だからこそ、心配になる。
失敗してほしくないからこそ、先回りしたくなる。
遠回りしてほしくないからこそ、正解を教えたくなる。
私も、つい口を出したくなることがあります。
でも、子どもの人生の主人公は、親ではなく子ども自身です。
親が主役になってしまうと、
子どもが自分で考える場面も
自分で選ぶ経験も
自分で失敗して立ち上がる時間も
知らないうちに奪ってしまうことがあるのかもしれません。
子どもの人生は、子どもが決めて進んでいくもの。
親はその物語の中で、いちばん近くにいる「名脇役」なのではないでしょうか?
名脇役は、主役を奪わない
名脇役って、不思議な存在です。
すごく印象に残るのに、主役を奪わない。
必要な場面で登場し、必要な言葉をかけ、時には黙って見守る。
その存在があることで、主役がより輝いて見える。
子育ても、きっと同じなのではないでしょうか?
親が全部決めるのではなく
子どもが自分で決められるように見守る。
失敗しないように道をふさぐのではなく
失敗しても戻ってこられる場所でいる。
正解を教え続けるのではなく
自分で考える力を信じる。
これって、簡単なようで本当に難しいことです。
手を出したり、口を出したくなります。
見守るって、何もしないことではありません。
信じて待つ力が必要です。
子どもが迷っているとき、すぐに答えを出してあげたくなる。
転びそうなとき、先に手を出したくなる。
困っている姿を見ると、代わりにやってあげたくなる。
でも、そこで一歩引いて待つことも大切なのだと思います。
必要なときには手を差し伸べるけれど、子どもが自分で立ち上がる時間も大切にする。
それが、親という名脇役の役割なのかもしれません。
親の役割は、舞台を整えること
名脇役としての親の役割は、子どもの代わりに生きることではありません。
子どもが安心して挑戦できるように、舞台を整えることです。
たとえば、
「やってみたい」と言ったときに応援すること。
うまくいかなかったときに責めないこと。
小さな成長に気づいてあげること。
その子らしさを見失わないこと。
子どもが前に出るタイプでも、周りを見ているタイプでも、どちらがいい悪いではありません。
目立つことが得意な子もいれば、支えることが得意な子もいます。
リーダータイプの子もいれば、誰かの気持ちに気づける子もいます。
物語の中で、主役だけが大切なのではないように、子どもたちにもそれぞれの輝き方があります。
親ができることは、その子が持っている光を見つけること。
そして、その光が消えないように、そっと守ることなのだと思います。
名脇役だからこそ見える景色がある
「脇役」と聞くと、少し地味な印象があるかもしれません。
子育てにおいて脇役は、地味な役割ではありません。
子どもが初めてできた瞬間
悔しくて泣いたあと、もう一度挑戦した瞬間。
自分で考えて、一歩踏み出した瞬間。
その姿を、いちばん近くで見られるのは親です。
主役ではないからこそ、見える景色があります。
前に出すぎないからこそ、子どもの成長に気づけることがあります。
子どもが自分らしく輝いていく姿を見守れること。
それは、親という名脇役にしか味わえない、特別な喜びなのかもしれません。
おわりに
物語の中で、名脇役がいるから主人公が輝くように。
子育ても、親が一歩引いて見守ることで、子どもは自分の人生を歩き始めるのだと思います。
もちろん、いつも完璧な名脇役ではいられません。
口を出しすぎてしまう日もある。
心配で先回りしてしまう日もある。
「見守るって難しい」と感じる日もある。
それでも、子どもの人生の主人公は子ども自身。
親は、その物語をいちばん近くで応援できる存在です。
あなたは誰かの物語の中で、どんな脇役を演じていますか?
主役ではなくても、誰かの人生をそっと支える存在。
そんな名脇役としての生き方も、とても素敵ですね。
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