後悔しない子育て〜今この瞬間を選ぶ〜
子どもをぎゅっと抱きしめながら、考えることがあります。
「こんなふうにハグできるのは、あと何年だろう」
「手をつないで歩いてくれるのは、いつまでだろう」
少し前まで、親がいないと何もできなかった子どもたち。
上の子は、いつのまにか親よりも友達。
下の子も、だんだんと友達との時間を優先するようになってきました。
今はまだ、素直にハグしてくれるし、手もつないでくれる。
でも、この時間がずっと続くわけではありません。
今の当たり前は、数年後には恋しくてたまらない時間になります。
だからこそ、後悔のないように、今をどう過ごすのかが大切だと感じています。
未来で手に入らない時間
「もう一度あの頃に戻れたら」
そう思っても、それは叶わない願いです。
子育てをしていると、過ぎていく時間に置いていかれるような感覚になることがあります。
もっとあの時あれをやっておけばよかった。
もっと一緒に過ごせばよかった。
そんな後悔が、心に浮かぶこともあります。
子育ては、自分一人の時間ではありません。
何かを始めるのに遅すぎることはないけれど、子どもの成長だけは待ってくれません。
昨日まで「お母さん、お母さん」と言っていたのに、いつのまにか「友達と出かけてくるね」と背中を向けていく。
世界が親から友達へと広がっていく。本当は喜ばしいことなのに、寂しく感じる。でも、それはちゃんと成長している証です。
そんな時間が増えてきて感じることがあります。
「今この瞬間を私は大切にできているのかな?」
仕事が忙しい日、自分のやりたいことに夢中になる時間。
それ自体が悪いことではありません。
自分の人生を生きることも、とても大切なことです。
同時に、子どもとの時間も、あとから取り戻すことはできない、かけがえのない時間でもあります。
「あの時、もっと一緒にいろんなことをしておけばよかった」
そう後悔しても、その時間は戻ってきません。
だからこそ、今何を選ぶのか。
それが未来の自分をつくっていくのだと思うのです。
全部が1番には出来ない
想いを遠慮したり、我慢したりしないこと。
これはとても大切なことです。
そのうちやろう
落ち着いたら考えよう
あとでいいかな?
と先延ばしにしないこと。
やりたいことは、やる。
伝えたい想いは、伝える。
今を本気で生きる。
けれど、忘れてはいけないことがあります。
全部を本気でやることは、できないということ。
限られた時間の中で
子育ても本気。
仕事も本気。
家事も本気。
全部を100%でできたら、そんな最高なことはないのですが、それは理想です。実際は時間にも、体力にも、気力にも限界があります。
だからこそ大切なのは、
何をやらないと決めるのか。
何に力を注ぐと決めるのか。
本気とは、すべてに全力を注ぐことではありません。
その瞬間に、一番大切なものを選ぶこと。
そのために必要なのが、優先順位です。
優先順位を決める
優先順位を決めるとは、「何をやらないか」を決めることでもあります。
例えば、
今日は洗い物を後回しにして、子どもの話を最後まで聞く。
今日はスマホを置いて、10分だけでも向き合う。
そんな小さな選択の積み重ねが、未来をつくります。
この選ぶ勇気がないと、いろいろなことが中途半端になり、不完全燃焼で終わってしまうことになります。
どれも大事。
どれも手を抜きたくない。
だからこそ迷ってしまいます。
そんな時には、本当に後悔したくないことは?と問いかけてみる。
「本当に後悔したくないことは何だろう?」私にとっては、子どもとの時間でした。
子どもは、待ってくれません。
あっという間に背が伸び、好きなものも変わり、いろいろな事がどんどん変わっていきます。
成長とは、親の手を少しずつ離れていくことでもあります。
それは、とても嬉しいことなのですが、離れていくという寂しさも増えていきます。
だからこそ「今この瞬間」を大事にする。
忙しいを言い訳に後回しにしたり。
スマホを見ながら、「あとでね」と言ってしまったり。
きっと誰にでもあることです。
完璧な母親なんていません。
でも、1日のうちのほんの数分でも、手を止めて、子供の目を見て、話を聞く。それだけでも、子どもも親も満たされます。
一緒に笑う。
一緒にご飯を食べる。
一緒に何かを感じる。
何気ない時間こそ、後から振り返ったときに一番恋しくなる時間です。
旅行やお出かけも素敵です。
でもそれは特別な時間。
そんな時間は、ご褒美のような時間です。
それとはまた違う、毎日の時間
ご飯を食べながらの会話。
寝る前の「おやすみ」のハグ。
そんな毎日のなにげない時間こそ、大切で過ぎてから、気づく時間かもしれません。
優先順位を決めることは、未来の自分へのプレゼントを選ぶことです。
プレゼントは、選ぶときももらう時もワクワクします。
私は、誰かへのプレゼントを選ぶ時間が好きです。
その人のことを考えて、その人が笑顔になる瞬間も想像すると、自分も嬉しくなる時間
優先順位を決める時間、それは今の自分から未来の自分へのプレゼントを選ぶ時間です。
数年後、後悔して過ごすのではなくワクワクして過ごすために。
子どもは、いつか親の手を離れます。
それは仕方のないことです、親から安心して離れていくため、子育ては、そこが一つのゴールなのかもしれません。
親の手を離れた時に、全力で子どもとの時間を楽しめた!
そう思える自分でいたい。
今という時間を大切にすると、不安や焦りが減っていきます。
もっと何かをしなきゃ。
もっと頑張らなきゃ。
そんな気持ちが和らぐと、満足が、心を満たしてくれます。
全てのことを完璧にこなす必要はありません。
今、何を大切に想い、何をしたいのか?
子どもを抱きしめられる時間には、限りがあります。
手をつないでくれる時間にも、限りがあります。
でも、今はそれができる時間を過ごせているのなら、今を全力で楽しんでください。
今日という日は、二度と戻らない大切な時間です。
今できることは、この瞬間から目の前の時間を選ぶこと。
抱きしめられるうちに、たくさん抱きしめる。
手をつないでくれるうちに、たくさん手をつなぐ。
それが未来のあなたの宝物になります。
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子どもたちを笑顔に、たくさんのママを笑顔にしていきます。