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愛おしいエメラルドの春宵

「葬送のフリーレン」エルフの魔法使いフリーレンが、勇者ヒンメルのことを顧みる旅にでるように、花、樹木、動物たちのこと、なんでもっと知ろうと思わなかったんだろう・・・

仕事に明け暮れていたは言い訳、
より寿命が長いと錯覚する人間の驕り。
フリーレンのようにやっと気付いたから
「今春こそ、自然の仲間をもっと知るのさ」
「それ毎年言ってる、低学年レベルでしょ」
「でも少しずつ、分かるようになってるよ」

ふたりで歩く川沿いの桜並木
いつも塀の上で佇むよもぎネコさん、
道行く人々は大好き、小さな人気者
犬と散歩の親子連れ、仲良し女子中高生
通りすがる自転車・ジョガーも立ち寄り
可愛いねって、めいっぱい撫でられても、
身をかわしながら、静かに達観する徳望
みんなを淑やかに和ませてるって、
きっとエメラルド(癒し)の女神なんだ。

NY セントラルパーク、春の先陣を切る「ゆきわりそう」「スイセン」続く「マグノリア(モクレン)」、「」、「チューリップ」、「ライラック」そして、街路樹を見事に彩る「クラブアップル」が春爛漫を告げる。

New York City's  Crabapples


The LakeからRambleに入る奥まった水辺Bank Rock Bay、そこに架かるOak Bridgeアライグマに会う一時が、週末の楽しみだった(Top画像)。今日はいるかなって、童心に帰ってのワクワク感がたまらない。人懐っこい愛くるしい表情を浮かべ誘惑する「害獣だからといっていじめないでね~」なにを隠そう、地下鉄ポスター公認のニューヨーカーなんだから。

Subway advertising in NYC

マンハッタン・リバーサイドのドック・デイケアセンター。大勢の犬たちと馴染めずに離れて、窓越しに俯く白いワンちゃんがいた。みんな戯れて元気に走り回っているのに、独りしょんぼり、毎日飼い主と離れて寂しいんだ。うな垂れる姿を見るに、近所の私たちは心配していた、お~大丈夫かって。

A white dog / Day care center near Riverside Blvd In Manhattan

ともに地球を生き抜く身近な精霊たちから、なごみの潤いをもらっている。花鳥風月との一期一会とは、なんとかけがえのないものだろうか、室町時代能の奥義書「風姿花伝」にて、世阿弥は以下のように綴っている。

花鳥風月の事わざ、いかにもいかにも細かに似すべし

風姿花伝 /世阿弥 1400年頃

風雅な能楽師ならば「高貴さ美しさの極限を細部まで真似して、情景のみならず、心情をも表現すべき」。私なりに解釈すると、「愛おしいものとの出会いを一瞬たりと逃さず、すべてに意味があることを、心で観じていたい」と読んでもよいのではなかろうか。「会えてよかったね」、「あなたが私をを知ろうとしてくれたことが、堪らなくうれしいのです」(フリーレンへのフェルンの言葉)。そうだよ、「もののあわれに」にもっと立ち止まって、優しくしていたらよかったのに。

マンションの植え込みにひっそり咲いた、
白とピンクのヒヤシンスペア
朝日を浴びて芽吹いた若い花びら、なんと
夕暮れ、何かに踏みつけられて倒れてた。
あ~、なんて酷いことを、悲嘆のあまり
傷ついた花茎に触れて、そっと話しかける。

悪夢ばかりの中、稀に垣間見た幻夢に想いを馳せる。輝く光がふりそそぎ、清らかな川の水面が煌めいている。山間の湖水は澄みわたり、湖底の砂が見えるほどの透明感。清澄な風光とは、エゴの執着を手放す彼方にあり、自然が包みこむ慈愛なのでしょう。しかしやるせないことに、無明の闇が覆い、エバンジェリカル/アルマゲドン、イスラエルに祀られた支離滅裂な暴君は、地球を分かち合う真心までも冒涜し破壊している。

ブラジルのコーラスCelebrate Coral e Orquestraが奏でる「I Don't Want to Miss a Thing」の美声が思いやりの風をそよぎ、トランプが恫喝して開けたパンドラの箱から、希望の光明が空に放たれれるよう願う。

I could stay awake just to hear you breathing
Watch you smile while you are sleeping
While you're far away and dreaming
君の寝息を聞く為だけに、起きてられた
眠りながら微笑む、君を見ている
君は、遠くでまどろみ夢を見ている。

I could spend my life in this sweet surrender
I could stay lost in this moment forever
Where every moment spent with you is a moment I treasure
この甘美な気持ちに溺れ、一生を終えてもいい
もう永遠に迷い込んでもいいんだ
君と過ごす刹那が、俺のかけがえのない秘宝

Don't want to close my eyes
I don't want to fall asleep
Cause I'd miss you babe
And I don't want to miss a thing
目を閉じたくないね
眠りに落ちてたくないんだ
君が恋しいから
何一つ、逃したくない

Cause even when I dream of you
The sweetest dream will never do
I'd still miss you babe
And I don't want to miss a thing
君と夢で逢えたとしても
最高の甘い夢でも満たされない
君が恋しくて
俺は君の何一つ、逃したくないんだよ

Lying close to you feeling your heart beating
And I'm wondering what you're dreaming
Wondering if it's me you're seeing
Then I kiss your eyes
And thank God we're together
I just want to stay with you
in this moment forever
Forever and ever
体を寄せ合い、君の鼓動を感じながら
俺はふと考える、君はどんな夢を見ているのか
夢で俺と会っているんだろうか
それから、君の瞳にキスして、
二人一緒にいられることを神に感謝する
君と一緒にいたいだけなんだ
ずっと、この先も
いつまでも永遠に

'I Don't Want To Miss A Thing' written by Diane Warren Eve / Aerosmith' ※ 

<典拠>
葬送のフリーレン:原作 山田鐘人先生、作画 アベツカサ先生
※稀代のソングライター・ダイアン・ウォーレンがエアロスミスに提供した名バラード(1998年、映画「アルマゲドン」のサントラ)

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