止まらぬ物価高—高市補正予算は家計をどこまで支える?
おはようございます!週末は、寒いというより涼しいといった気温で過ごしやすかったのですが、今日からもう師走ですね。
❓問い
物価高が続くなか、18.3兆円の補正予算は――
本当に「生活の安全保障」と「経済成長」につながるのか?
🌿背景
2025年11月、高市政権が一般会計18.3兆円の補正予算案を閣議決定。
財務省が当初示した14兆円規模案を「しょぼすぎる」と退け、約4兆円増額したと報じられます。
大規模化の背景には、
止まらない物価高
国際情勢の緊迫
成長分野で世界的な投資競争
といった“積み残された課題”があります。
📘 高市政権補正予算案の「3つの柱」
(総合経済対策:17兆7028億円)
👇️を見ると、物価高対策にかなり重きを置いていることがわかります。
① 生活の安全保障・物価高対応(8兆9041億円・約50%)
冬季電気・ガス補助(家庭7000円×3ヶ月)
子ども1人あたり2万円給付
地域食料クーポン(米・野菜等)
生活困窮者支援
社会福祉サービスの価格高騰への補助
② 危機管理投資・成長投資(6兆4330億円・約36%)
AI・半導体等の戦略投資
サプライチェーン強化
造船・素材など基盤産業支援
サイバーセキュリティ・中小企業向けDX
③ 防衛力・外交力強化(1兆6560億円・約9%)
防衛装備の増強
米軍再編関連経費
外交基盤強化
+ 予備費(7098億円)
📺 NHK報道で見えた「物価高のリアル」
NHKは11月末の報道で、生活者に直撃する物価高の実態を以下のように伝えています。
👉️特に生活必需品が値上がり
● 野菜価格の上昇(気候要因)
キャベツ → 前年同月比+30-50%
レタス、白菜、ほうれん草 → +15-30%
気温上昇により生育が遅れ、出荷量が減少
さらに流通コストの上昇も影響
● 全体の値上げ
家計調査:生活必需品の値上がりの影響で
前年比+4.2%の上昇(10月)外食+6.8%
加工食品の再値上げが続く(+8.7%)
電気料金:+16%(燃料費調整の再増加)
ガソリン価格:11/25時点レギュラー平均168.8円(前週比-1円、2年半ぶり安値)
→ 生活負担が下がらない構造が継続。
こうした状況が、政府の「生活の安全保障」強化につながっています。
🏛 野党の反応
立憲民主党(野田代表)
「規模ありき。緊急性の低い支出も多い」
「国債11.7兆円の増発は将来へのツケ」
お米券など“即効性に疑問”
共産党
「消費税減税がない。賃上げの実効性も乏しい」
「暮らし支援の中身が薄い」
国民民主党
「積極財政は評価」
子育て支援・年収の壁対策は引き続き要求
→ 評価と批判が分かれる構図。
🗳 今後の見通し
補正予算案は国会に提出され、12月中旬の成立が目標。
さらに、政治状況にはもう一つ動きが。
● 与党が衆院で過半数を“再び”確保
無所属3議員(元維新)が自民党会派に合流
会派として233議席=過半数ラインへ
これにより、
補正予算の成立可能性は一気に高まりました。
🧭 今日の気づき(感想)
今回の補正予算案は、
「生活支援」と「成長投資」を両立させようとした最大規模の財政出動。
一方で物価高は長期化し、生活支援策は“継ぎ足し型”で、構造的な賃上げや税制改革にはまだ踏み込めていません。
数字を見るほど、
「予算の規模」より “どの支出が生活と成長に最も効くのか” が問われると感じました。
💬 読者への問い
あなたが家計の視点で見ると、
今回の補正予算で一番「効果がありそう」と思う支出はどれですか?
📸見出し画像は、hatchi333さん作成のものを利用させていただきました。
