新波ねるさん【紹介させてください】
すみません、こんばんは、理生です。
ストレートに衝撃を受けました!
とても不思議な感覚に連れ込んでくれるnoteの作家さんをどうしても紹介させていただきたくて記事を書いています。
新波ねる nel neenamiさんです。
今、読み進めているのですが、語彙力無くて申し訳ないのですが、あまりに面白くて、言葉の表現方法も良くて、なにより世界観が最高なのです!
短編小説集のような感じです。

最新の記事から1つご紹介させて頂きたいと存じます。
「明治通りを歩いていたら裸体の女に出くわした」の冒頭から始まるキレのある言葉。
私は、読んですぐに引き込まれた。
女は裸体でいいと言い張る。
それができなければ、あなた、獣ですよ? あ、ちなみに僕は獣のことも下等に見ているわけではないですからね。我々は対等なんだ。存在。わかります? あらゆる存在には仏性が宿っているんですよ? その辺、ちゃあんと考えて、それであなた、生きていかなくちゃあ、せっかく生を受けたのにもったいないってもんです。ねえ、あなた、わかりますか?
必死に女に服を着させようと話掛ける。
すると、こういう言葉が返ってきた。
あなたのそれは親切でもなんでもないんです。ただの押し付けです。価値観の押し付け。価値観なんて無限にあるんですから、一人くらい裸体の女がいたっていいでしょう? 捕まっても凍えてもなんでもいいんだ、わたしは。だってそうでしょう? わたしたちは自由なんだから。自由に生まれ自由に死んでいく、それくらいの権利はあったっていいでしょう? まったく、あなた、神ですか? でもない限り、そんな押し付けの暴力、認められませんからね! わかったらさっさと消えてください。こちらは真面目に裸体やってるんだ。それを妨害するのはもはや悪ふざけですよ。いいですか? 弱いものいじめです。最低です。死んでください
私は読んでいて、とても衝撃を受けた。裸体で歩くと捕まるし、周りを嫌な気分にさせているので、服を着るべきだと思う。
「自由とは何だろう?」迷惑をかけているのであれば、自由とは呼ばないんじゃないか、と私は思った。
弱いものいじめをしているつもりも毛頭ない。
「じゃあね、裸体さん。また来世で会いましょう」
「さようなら、嫌な人。もう二度と会うことはないでしょう」
傷つくなあ。まあ、よいか。どうでもよい。そんなこともある。人間同士が分かりあうことはあまりに難しいことなのだ。そうなんだ。それでいいじゃないか。
私は読み進めていくと、妙に納得していた。
分かりあうことは難しい。本当に難しいと思う。だから、これでいいのかと。
しかし、やっぱり私は思った。「これで本当にいいのだろうか?」とも。

面白いかったです。他の作品もとても面白いですし、表現方法が豊かなので、心にグサグサ刺さります。
そして、私には想像もつかない世界観が素晴らしく素敵なので、ぜひお読みいただきたいと思いまして、紹介させていただきました。
もし宜しければ、ご一読いただけますと幸いです。
ありがとうございました。

