7月22日_しけている
満員電車を出ると、むあっと湿気た風が私の顔を撫でる。濡れたかと思うほどべたりとする。額からはすぐに玉のような汗がツーっとと流れた。背中からもおなかも、太ももの内側も。こぞって汗が流れる。気重た顔をした人たちが改札へ急いでいる。サーファー風の男たちが「今日の波は時化てたな」と笑うと、磯の香りがした。
満員電車を出ると、むあっと湿気た風が私の顔を撫でる。濡れたかと思うほどべたりとする。額からはすぐに玉のような汗がツーっとと流れた。背中からもおなかも、太ももの内側も。こぞって汗が流れる。気重た顔をした人たちが改札へ急いでいる。サーファー風の男たちが「今日の波は時化てたな」と笑うと、磯の香りがした。