利き手がなかなか決まらなかった長男。焦らず見守って見えてきたこと
子どもの利き手って、いつ決まるんだろう。
長男は、本当にわかりませんでした。
3歳頃は、色鉛筆もハサミも右で持ったり左で持ったり。
「今日は右なんだ。」
「昨日は左だったよね。」
そんな毎日でした。
調べてみると、利き手は4歳頃にはだいたい決まると言われています。
だから私は、
「もう少し様子を見てみよう。」
そう思っていました。
年少、年中になっても決まらない
年少、年中になっても、相変わらずどちらの手も使います。
絵を描くときは、紙の右側は右手、左側は左手。
ご飯を食べるときも、スプーンは右、お箸は左。
その日によって違うこともありました。
「どっちが利き手なんだろう。」
そんな疑問はずっとありました。
お箸の習得もゆっくりだった
お箸もなかなか使えるようになりませんでした。
周りの子は年中の途中くらいから上手に使い始める子が増えてきます。
でも長男は違いました。
右手で練習したり、左手で練習したり。
どちらの手も使うので、毎回ゼロから練習しているようにも見えました。
年長になってようやく使えるようになったと思ったら、驚いたことがあります。
右手でも左手でも、お箸を使えるようになっていたのです。
小さい頃から感じていた「少し不器用」
絵を描くのも少しぎこちない。
細かい部分が苦手そう。
ハサミも少し危なっかしい。
「なんとなく不器用だな。」
そんな印象がずっとありました。
そしてある日、ふと思いました。
もしかして、両利きだからどちらも少しずつ不器用なんじゃない?
最初は左利き寄りだったけれど、生活の中で自然と鉛筆やハサミ、お箸は右手へ。
幼稚園で周りの子を見ながら、自分なりに使いやすい方へ寄っていったのかもしれません。
一方で、ボールだけは今でも左で投げます。
これは考えるより先に体が選んでいるような気がして、本能に近いものなのかなと思っています。
自然に決まっていった
6歳頃までは左手でもお箸を使えていました。
でも7歳頃になると、左では使いにくそうになりました。
今では文字を書くのも、お箸も右手。
ボールだけ左。
本人が自然に選んだ形に落ち着いています。
だから、「左に直した方がいいかな」「右に統一した方がいいかな」と考えたこともありましたが、結局は本人の体に任せてよかったと思っています。
字が苦手なのも、別の理由があるのかもしれない
今でも長男は文字を書くのがあまり得意ではありません。
ひらがなを覚えるのも少しゆっくりでした。
以前は、
「左利き寄りだから書きにくいのかな。」
と思っていました。
でも最近は少し違う考えになっています。
長男はニューブロックやレゴが大好き。
立体で考えることはとても得意そうです。
その一方で、紙の上の文字や絵のような「平面の情報」は少し苦手なのかもしれません。
だから絵や文字を書くことも、人より少し時間がかかる。
そんな見方もできるようになりました。
もちろん、これはわが家で長男を見ていて感じた私の考察です。

焦らなくても、子どもは自分で選んでいく
利き手が決まらないと、不安になります。
「このままで大丈夫なのかな。」
私も何度も思いました。
でも振り返ると、無理に右や左へ誘導しなくても、長男は自分で一番使いやすい形を選んでいきました。
もし今、同じように悩んでいる方がいたら。
「まだ決まらない。」
そう焦らなくても大丈夫な場合もあることを、わが家の経験としてそっと伝えたいと思います。
子どもの成長は、本当に一人ひとり違います。
だからこそ、急いで答えを出さなくてもいいのかもしれません。
