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とある1日のスケジュール~父の通院同行2025年9月

2025年9月中旬。
予約されていた、父の心臓カテーテル手術後のフォローアップのため
通院同行した日のことをお伝えします。


事前準備①ケアマネージャー

今回はケアマネージャーのほうから約1ヶ月前にメールで連絡があり、
通院日時
介護タクシー手配のため ”病院着時間” ”同行者(私)が同乗するか”
受診時に医師に報告・相談する情報について
確認や情報収集のやりとりをしました。

事前準備②父の老人ホーム

父が入居している住宅型有料老人ホームへも、
通院同行のため私が父の元へ訪問することや
訪問時間・父の昼食の変更がないこと、
通院中に私の車を老人ホーム駐車場へ停めさせてもらうお願いを
施設長へのショートメールで連絡しました。

通院予定日の3日前には、父が利用するホームヘルパー事業所から
「”長丈のズボン下”を父が欲しがっていて、
(父の金銭管理をしている)施設長に伝えたものの生活費の余裕がないため、
 差し入れというかたちで購入し持参してほしい」
と電話連絡がありました。
通院予定日までになんとか買い物する時間が取れそうだったので、
当日持参することを伝え、必要枚数を相談したり、
他に必要なものがないか確認するやりとりをしました。

夜勤前に衣料品店に寄って
グンゼの長ズボン下を3枚と冬用のタイツ1枚を購入し、
翌日の夜勤明けに洗濯をして記名をして持参しました。
秋冬物がメインで陳列されていたり、
ズボン下を着用する方が少なくなって売場自体が目立たないところにあり、店内で探すのに苦労しました。

事前準備~その他

父の通院と同日、
兄(軽度知的障害・就B事業所利用)がいる障害者グループホームへ訪問し
兄の来月分の小遣いや朝食・おやつセットを届ける必要もあったので、
グループホームへもLineで連絡しました。

持参したもの

○父用
・通院用の父のペットボトルのお茶(事前に買い置きしてあるもの)
・おやつ(半日の通院時はおやつ持参、1日がかりの時は
     院内のレストランで昼食を取るのが楽しみになりました)
・洗濯済みの介護用スリッパ(父が履いているものと交換して洗濯します)
・ミニバリカン(髪や髭の手入れが必要なら使用)
・購入したズボン下

○兄用
・来月分の小遣い
(土日祝日の食事代、1日分ずつ小分けしポーチにまとめたもの)
・朝食・おやつセット

※父の通院に必要な生活保護受給者証や診察券などは
 老人ホーム施設長が管理しているので老人ホームで受け取ります
※通院用の荷物を入れるバッグは父の居室に保管していて、
 今回は私が出発前に準備できるのでヘルパーに依頼せず
 私が用意してバッグに入れました
(リハビリパンツの替え、おしりふき、ズボンの替え、
 予備のマスク、上着、手拭き用ペーパータオル、老眼鏡など)

老人ホームに到着して父の居室で準備をし、
玄関ロビーで介護タクシーの到着を待つ間に、
施設長から生保受給者証や診察券・お薬手帳を受け取ります。
ケアマネージャーが施設長に預けてくれた父のバイタルのデータも
受け取りました。

介護タクシー乗車

12:30ごろ介護タクシーが来ました。
居室まで迎えに来て車いすへ移譲するところから
お願いできるようなのですが、
私も父もせっかちなので、
あらかじめわかっていたり元気な時は玄関でスタンバイします。

父が利用する介護タクシーはいくつかの事業者が連携して
運営しているようで、
毎回同じところへ予約の連絡をするのですが、
毎回違う事業者の名前が付いた車両が来て、ドライバーも違います。
行きと帰りも違います。
老人ホームと病院を往復するルートもドライバーによって違いがあり、
土地勘のある父は通るルートの選択でドライバーを評価しているようです(笑)。

今回のドライバーは初めてお世話になる男性の方でした。
淡々と父を車いすのまま車内へ乗せてくださり、
私も父の隣のシートに案内されて乗車します。
病院までのルート選択は定番の道で渋滞しがちな道路でしたが、
道路の混雑も想定して早めの時間で介護タクシーを予約しているので、
病院には予約時間よりかなり前に到着しました。

病院の正面玄関に停車し車を降ります。
病院内までの移動もお願いできるようですが、
いつも降車したところでお礼を伝えドライバーと別れます。
生活保護受給者のため支払いがなく、
ありがたい思いで利用させていただいています。

病院到着

毎回決まって、
介護タクシー乗車前に居室でポータブルトイレ使用してきますが、
病院到着直後にもトイレに行きたいというので、
受付前に父を身障者用トイレへ連れていきます。

トイレに入ったらボタンで扉を閉め、
車いすごと便器のすぐそばへ移動し、
車いすから足を降ろしたあと
手すりにつかまってなんとか立ち上がってもらい、
ズボンと下着を下ろして便座に座ってもらいます。
車いすを遠ざけて、
手拭き用のペーパータオルを手洗い器に出しておきます。

昨年秋から車いすを使用する状態が続いていますが、
足の痛みから解放され、
ゆっくりながらも立ち上がりはスムーズにでき、
介助に苦労することは今のところなく助かっています。

用を足したあと、また手すりにつかまって立ち上がってもらい、
下着やズボンをあげて、車いすを引き寄せ、座ってもらいます。
車いすに足をのせてもらい、方向を変えて手洗いをする間に
私はトイレを確認して水を流し、自分も手洗いを済ませます。
ペーパータオルを置き忘れ走って取りに行った過去があるのを
毎回思い出しながらペーパータオルをバッグにしまい(笑)、
トイレを出ます。

ようやく再診受付の機械へ向かい、診察券を入れて受付を済ませます。
今回は診察前に心電図検査があるので、
2階の検査室へエレベーターで移動します。

検査室受付で、本人確認の「氏名・生年月日の申し出」をします。
父は耳が遠く、父に言わせようと大きな声で「名前と生年月日を言って!」と話したら「代理で結構ですよ~」と受付の方に言われて以来、
私が父の代わりに申し出ています。

タイミングよく、待機時間なしですぐに心電図の部屋へ呼ばれました。
トイレの後には水分補給もなるべくしてもらうように気を付けています。
少し飲んだところで呼ばれてしまい、慌てて部屋へ向かいました。

車いすごと入室してベッドへの移乗までは見守り、
後はお任せして車いすごと私は部屋から出ます。
待合スペースで座って検査が終わるのを待つ間に自分も水分補給します。

今回の心電図検査は服を脱がずにできたようで、
予想よりも早く検査が終わり部屋に呼ばれました。
車いすごと入室してベッドから車いすに移乗するところまで
検査技師も見守ってくださり、お礼を言って退室しました。

診察は1階の循環器科。予約時間の30分以上前に到着の受付ができました。
今回はフォローアップのためか、
担当医が誰なのかは予約票にも診察室案内にも表示されていません。
診察予定時間になっても父の受付番号が表示されないまま、
循環器科に到着してから1時間半ほど待ちました。

父との会話~久しぶりに怒りの感情

待っている間、父は週3回通うデイサービスにいる利用者や職員の話をしてくれますが、
「呆けちゃって、さっき食べたのにまだご飯が出てこないって騒いでー」
「まだ若いのに、あんなになっちゃってかわいそうだよな」
「(老人ホームでは)大したものでないけど、
 デイサービスではうなぎが出たよ」
「手がすごく冷たい職員にトイレで触られると、ひやっとして大変なんだよ」
などなど大きな声で話します。
ここは病院で様々な背景の患者や家族がいるでしょうから、
私としてはもっと配慮して話の内容を決めてほしいと思いながら、
相槌を打ってやり過ごします。

亡くなった母の話題になり、何度も父から聞いた、
母が不調になり動けなくなった時の話を始めました。

子宮筋腫と病院で判明するまで
(母は受診を拒否していたが、父が無理やり連れて行き、
入院・手術となりました)
数日寝込んでいた時は、
自力でトイレに行けず布団での失禁が続いていたこと。

亡くなる日の数日前からも寝込んでいて食欲がなくなり、
「リンゴをすりおろしたものを食べたい」といった母に
出勤前の父が用意して食べさせたこと。

この話を聞くと、私は決まって
「なんで兄や妹に話さなかったの?」
「妹ならインターネットで病気を調べることができたでしょう?」
「なんで私に連絡してこなかったの?」
と父を責めるように聞いてしまいます。

当時は実家の家計はかなり困窮していたし、
父は家のことはすべて母任せだったし、
兄はのちに知的障害と診断されるような状態で
自分以外のことを心配することはないし、
妹は浪費を重ね借金も膨らみ母の心配をする余裕はなかったし、
のちに境界知能と診断されるような状態で兄と同様に
状況に合わせた対応をすることはできないし。

母はとにかく我慢をする人だし、
家計のことや家族のことを心配するあまり
自分のことは後回しにしていたし。

………実家の家族ではどうにもならなかったと分かってはいるのです。

私だって、当時電話でもメールでも、実家へ連絡を取っていたら
母の不調や家計困窮を知り、対処できたのに。
父を責めると同時に、自分のことも責めます。

この不毛な会話を久しぶりにかわし、
悲しみと後悔の気持ちになりながら診察の順番が来るのを
待っていました。

診察

14:00過ぎ、予約時間から15分ほど過ぎてようやく診察になりました。

今回の受診時に医師に相談してほしいとケアマネージャーから連絡があった父の様子は「徐脈」です。
デイサービスでは看護師による体調確認があり、
バイタルチェックで徐脈が指摘されていました。
父本人には自覚症状はないようでした。

2025年春に心臓カテーテル手術を受け、血流は良くなり
本人は冷えがなくなって快適と言っていますが
手足を触ると冷たく感じます。
頓服薬としてニトロ舌下錠も処方されていて、
いつ発作が起きてもおかしくない状況ではあります。
幸いニトロ舌下錠を服用することはなく経過しています。

デイサービスでは入浴やリハビリも行われるので、
徐脈について医師の見解を聞いてほしいと言われていると
ケアマネージャーから連絡があり、
5月以降のバイタルデータを印字して用意してくれていました。

診察開始して挨拶をするとすぐにデータを医師に渡し、
徐脈があることを伝えました。
医師は軽く目を通しつつ、心電図検査の結果を説明してくださいました。

心電図では心房細動が見られるものの、もともとあったものと思われ、
本人に胸痛などの症状がないので経過を見ましょうとのこと。
徐脈については、
父が重度の動脈硬化の状態で心臓カテーテル手術を受けていて、
術後も血管の狭窄が起こりやすいので、
検査入院でカテーテル検査をして状態を見ることをお勧めする、
というお話がありました。

入院は2泊3日でできるものであることや、
徐脈の状態が4か月ほど続いていてディサービスや老人ホーム利用上
父の介護に関わる方たちが不安に思っていることを考慮して、
検査入院をお願いすることにしました。

私が父の入退院に同行しなければいけないので
私の休みの都合に合わせて入院日を予約しました。
入院前に1日外来受診してエコー検査が必要とのことで、
その予約もしました。

診察終了~おやつと介護タクシー

15:00過ぎ、診察が終わり、父をトイレに連れて行き、
院内の飲食可能なスペースへ移動しました。
今日のお楽しみのおやつは、
兄と6月に行った宇都宮旅行で購入した苺ゼリーです。
私の自宅で冷やしたものを保冷バッグに入れて持参しました。
並んで一緒に食べました。

生活保護なので支払いはありませんが会計手続きのため窓口へ行き、
次回以降の予約日時が記載された予約票を受け取ります。
今回は「入院説明を受けてからお帰りください」と声がかかり、
入院受付の窓口へ寄りました。
10分ほど順番待ちをした後、
窓口で(昨年末から3回目の)入院手続きの説明を受けました。
看護師による面談の予約をするため
「患者サポートセンター」窓口にも立ち寄りました。

15:45ごろ、
迎えの介護タクシーを頼むため電話をすると、40分待ちとのこと。
正面玄関の外が見える場所に座って、のんびりと待つことになりました。

私は父の荷物や通院用に預かった父の診察券などのセットを整理したり、
ケアマネージャーへメールで連絡を入れます。
自分のトイレも済ませます。
老人ホームへも電話をして到着予定時間を伝えました。

16:00を過ぎたころ、父がトイレに行きたいと言うのでトイレへ。
まだ暑い日でしたが父は上着を着たいと言うので
持参した上着を着せました。

16:30ごろ、介護タクシーが到着。
行きとは別の事業者の車両です。窓から景色がよく見えて快適でした。
まだ経験が浅いのか、このドライバーが選んだルートは
渋滞が発生しやすい主要な道路を通る分かりやすいルートでした。
他のドライバーはまず通らない道を通るので時間はかかりましたが、
おかげで何年も通っていなかった道を通り父も私も景色を楽しみました。

17:00前に老人ホームに到着すると、
利用予定のヘルパーが玄関ロビーで待っていました。
バタバタと父を居室へ送り車いすからベッドへ移乗してもらい
車いすをたたんで部屋の隅へ置き、持ち帰る荷物をまとめ、
父とヘルパーに挨拶をして居室を出ました。

ヘルパーを利用する時間は父以外は居室にいることはできないとのことで、
父の面会時にヘルパーがいるときは私は廊下で待機します。
今回は玄関ロビーへ向かい、施設長へ父の生活保護受給者証などを返却し、
今日の心電図検査のデータや診察の内容、検査入院の予定などを伝え、
老人ホームを後にしました。

通院同行終了~兄のグループホームへ

父の老人ホームを出たあとに兄のグループホームへ行く予定でしたが
約束の時間まで30分以上あるので、
スーパーに寄りサンドイッチを買って車で食べながら時間をつぶします。
父や兄の支援に来るときはゆっくり食事を取るタイミングが取れないので、
ずっと小腹が空いている状態です(笑)。
父や兄は食事制限をしていたり経済的余裕がないこともあり、
一緒に飲食をすることはめったにできないので、
私は時間調整をしながら車の中で簡単に済ませます。

18:00に兄のグループホームへ。
世話人と兄の小遣いや工賃・郵便物の受け渡しをし、
兄の居室へ寄って、私が代理で購入した日用品を渡して、
グループホームを出て自宅へ戻ります。

おわりに

今回も無事に「父の通院同行」と「兄の小遣いを届ける」予定が
こなせたことにほっとしました。

今回の父の通院は心臓カテーテル手術後のフォローアップで、
徐脈はあっても父自身は症状を感じてなく、
問題ないと医師から言われてまた数か月後の通院予約をするだけだと
思っていました。
それがまさかの検査入院が決まってしまいました。

85歳・生活保護受給・老人ホーム入居という状況にいる父に、
どれだけの医療を受けさせるべきか、これまで以上に今回は迷いました。

父は生活保護費をいただき、
介護サービスも医療費も自己負担なく利用させてもらっています。
その中で、
症状がない中発見された心臓血管のカテーテル手術を受けることができ、
経過観察の受診をすることができ、
さらに入院しないとできないという検査をするため入院を勧めてくださり、
入院を予約しました。

父は無年金で
老後の準備もできないまま生活保護を受けることになったのに。
自己負担なく最低限以上の十分な医療や介護サービスを受けて
老人ホームに入居させていただいているのに。

無症状の病気を改善するために検査を受けていいのか。
そのために医療や介護サービスを受けていいのか。
入院をして病室やベッドを使っていいのか。

それとも、生活保護で医療費の自己負担はないのだから、
医療の発展のために検査や手術を受けるべきなのか。
生活保護受給者だから、
高齢者でも最低限以上の検査や手術を勧められるのか。

考えても仕方のないことなのでしょうが、
いろいろと考えてしまいます。

自分だったら…
高齢なら、自力で(一人で)通院できないなら、
症状がないなら、医療費がかかるなら、
父と同じ病状なら通院はしないと思います。

老人ホームに入居し介護サービスを受ける中で、
入居者が医療を受けることを権利として尊重してくださったり、
ケアをしてくださる方が利用者の急変を避けたいと思い
受診を勧めてくださるということもあると思いますが…。

父に、今以上の医療は必要なのか。
今後、どこまで不急の医療を受けさせていいのか。
とりとめもなく考えてしまうこの頃です。

8月に更新の認定調査を受け、
父の介護度は要介護3(変更なし)と認定されました。
当面、これまで同様の訪問介護・福祉用具・デイサービスを利用できる
ことになりほっとしました。

自分の親のことですが、
父は公的サービスを受けて安心して生活ができ、
面倒なことを代行したり身元引受人となる子供(私)がいて、
幸せだと思います。

自分が高齢者になった時、
こんなふうに幸せな状況で生活できるのか?
老人ホームに入って自由に外出もできず体の自由もきかず
不満はあるでしょうが、
家計の心配なく安心安全に生活できる父のようには
暮らせないだろうと思います。

生活保護受給や住居や介護サービス・医療を受けることを
認めてくださっている国や自治体に感謝申し上げます。
父を日々支援してくださる皆様にも頭が上がりません。
本当にありがたく感じています。

父(や、同様に生活保護受給中の兄や妹)が
これ以上ご迷惑をかけることがないよう、
家族としてできることはこれからも続けようと思います。
実家の家族の状況を反面教師として、
自分の今後の備えもしていこうと思います。



長文のつたない文章をお読みくださりありがとうございます。
これからもnoteを通じて私の気持ちを聞いてくださるとうれしいです。
どうぞよろしくお願いします。


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