うっとりと現実の狭間で
テレビで、オリンピックで日本代表の選手が活躍する姿が映る。
今日は女子のフィギュアスケートの話題で持ちきりだ。
すごいなぁ。
あんなにくるくる回って、すごいステップを踏みながらも笑顔を崩さない。
どれだけの練習を積んできたんだろうか。
同じくらい努力しても、オリンピックに出られるとは限らない。
運も味方につけての夢の舞台だ。
楽しいといいな。
キレイだなぁ。
のびやかだ。
音楽もいい。
・・・とうっとり見ていたはずなのに。
あぁ、あんなに体が曲がるんだ。
腰がぐきっとこないかしら。
足!
あんなポーズにしたら、攣っちゃいそう。
振り上げた手が、頭の後ろまで自然に伸びてる。
私なんて、顔の横より後ろにいかないよ。
肩を傷めないでね。
気づけば、今の私が気になるところばかりに目がいっていた。
年をとるって、こういうことなのかしら。
