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未来が見えていると感じる上司

私は一番初めにお世話になった部署の所長は未来が見えている人間だとはじめ本気で思っていました。

その上司は初めに生産性を上げることや売り上げを過去最高にするなどの目標は立てず、「当たり前のことをまずは当たり前にできるようにする」ということから始め、きっちりルールを守るということから始める人でした。

今までの上司は「生産性」や「効率」の話をしていたのですが、全く今までとは違うタイプの人で周りからは少し様子をうかがわれるような人でした。

しかし三年間一緒に働いた結果、会社として目指すべき方向性が自身の所属する部署だけがすでに実現できているような状態になっていました。

私が異動し、外の部署から前の部署を見た時に初めてその部署、その上司のすごさを実感しました。

未来が見えている上司の考え方

その上司は新入社員だろうが研修できた社員だろうが誰彼かまわず楽しそうに話しかけに行くような人で、一目見ただけではカリスマには感じません。

しかし圧倒的に誰よりも考え、計画し行動する人でした。

私はその上司に「未来が見えているんですか」と一度質問をしたことがあります。

その際その上司は爆笑し「未来が見えていたらこんなに苦労しない」と笑っていました。

しかし彼が請け負う部署はすべて未来を見据えているのではないかというくらい将来的に「見本的な部署」になっているのです。

バックキャスティング思考

これは最近学んだ考え方なんですがどうやらその上司は「バックキャスティング思考」というものを実践しているだけなのかもしれないということです。

バックキャスティング思考とは「未来になりたい姿・あるべき姿」を起点としてそこに向かって進む道を逆算して現在どのようにすべきなのかを決める考え方です。


バックキャスティング思考

これはとてもシンプルな考え方です。
しかしこの思考法をなんの問題もなくこなせるのはよほどのメンタル強者か、ストイックに計画を修正できるメンタルお化けだけかもしれません。

ほとんどの人が「今年は○○を習得するぞ!」というような目標を立てますがそこまでのプロセスを真剣に考えストイックにこなすことはできません。

しかし上司はそれが何も問題なく、自然にできているということです。

上司は未来が見えるのではなく、未来を作っていた

その結果上司は会社が遅れて「こういった方針で進めます」という発表をする頃には自分の部署ができているという状況を作ることができたということです。(おそらく)

私の上司は未来が「見える」のではなく未来を「作っていた」という話でした。

今の時代はvucaという先がなかなか読めず予測するのも難しい時代です。
しかし上司のように未来を作る側になれれば少しは明るい未来が来るのかなとも感じました。

未来を予測し、将来におびえるのではなく、自ら未来を切り開き将来笑えるような生き方を自分もしたいと感じる年度末でした。

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アンコ 完全に趣味で始めたアカウントですが、今年はどんな形であったとしても何とか0から1を生み出す年にしたいと思いますのでまた覗きに来てください。