ChromeOS Flexを導入してみた

導入経緯

皆さん、もうWindows10のパソコンは捨てましたか。まだの場合、実は OSをChromeOS Flexに切り替えることで、Androidアプリが使えないなどの一部制限がありますが、擬似的に Chromebookが体験できます。

以前家族からWindows11にアップデートできず、まともに起動すらできないパソコンがあったため譲り受け、一旦Linux mintなどを導入して遊ぼうとしたのですが、インストールしてみたところ日本語入力の設定ができずに撃沈。 root権限を使って論理的にOSを削除してもらい、一旦初期化したうえで以前処分したWindows8(!)パソコンのリカバリUSBをインストール用のUSBに作り変えて、導入してみました。
インストールされたパソコンはおそらくこちら。

(パソコンのステッカー上はCeleronではなくDual-Core N3060と記載されています)

さて、導入に関してはUSB作成だけでなんとかなったのですが、留意点としてキーボード設定時に「日本語」の一番下にもう一つ日本語という欄ができたためなんとなく察してそれを選択しました。
Wifiは2.4GHzのものしか使えませんが、まだ対応してくれています。

ざっくりとした使用感・注意点

  • 起動自体は可もなく不可もない早さ。chromebookは起動が早いとされているが、大体20秒ぐらいはかかっていると思う。

  • OS自体が案内してくれるが、日本語/英語切り替えは半角/全角キーではなくctrl+spaceキーになる。

  • 一部キーボードの表記と入力がズレる文字がある。特にGoogleアカウント登録で必須になる@はなぜか"になる。”はテンキーでないほうの*で入力できる。numlockキーは使えなくなる

  • 動作はYoutubeはしっかり見られる。Chrome本体は可もなく不可もなくという速さで動作する。Xのようなミニブログは多少もっさりするので次々と情報が更新されていくリアルタイム性の高いWebサービスはちょっと厳しいかもしれない。 Googleドキュメントは問題なく使える。このnoteも当該機で編集・投稿しているが特に不具合はない

  • プリンタ(TS7530)は接続した段階で認識してもらえた。googleドキュメントと画像印刷を試したが特に問題はない。いわゆる縁無し印刷を試すとき「余白:無し」を選択するのでちょっと感覚が違うかも。ドライバのインストールなどの面倒な手続きはなかった。

  • Googleアプリ以外の挙動を確かめみようと思って、普段携帯端末でよく使う電子書籍の挙動を確認してみました。kindle cloud readerから漫画を開いて読んでみましたが、特に重くはなかったです(名探偵マーニー1巻で実験)。DMMでも全編が画像ファイルらしい『ヘーゲル精神現象学の研究』(樫山欽四郎著)を開いて見ましたが、ページを捲る動作が入ってくる以外は特に普通でした。GooglePlayブックスで『悪役令嬢の執事様』(漫画版)を読んでみるときびきびとはいかず、一定のスピードでちょっとずつつっかえながら、windowsフォトやirfanviewの自動閲覧機能を見るようなスピードで進行します。DLsite(comipo)で『姫様"拷問"の時間です』を読んでみましたが、きびきびと動きます。要するに各電子書籍プラットフォームの動作基準に合わせたものとなっているようです。

  • ちなみにpdfで自炊した本は文字も漫画もページサイズが足りず、クラウドベースのため結構見にくいです。この形式で頒布している同人誌なんかもキツいと思います。

使い道

  • そもそも導入のためのUSBは現役のWindows・Mac・linuxパソコンで作らなければならず、メインパソコンに使い続けるのは厳しい。chromebook自体がAndroidアプリに公式対応してからかなり経つし、元々古びたパソコンの再利用なのであまり長く使うことは想定できない。

  • ただしchromebook本体にも言えることだが、ローカル保存データが原則存在せず、毎回Googleアカウントにパスワードを入力して(ちなみにアカウントそのもののパスワードではなく、パソコンごとにアカウントへ新規にパスワードを与える事が可能である)起動するため、複数人での共用に向いている。ファミリーリンク等のペアレンタルコントロールを用いれば小中学生も含めて簡単に使うことができる。

なお、googleはgooglebookという新パソコンの構想がある。そのため、そもそもChromeOS Flexという企画自体が近い内に終了する可能性があることは指摘しておきたい。ところでchromebookにはOSの更新期限が明示されており、超過すると一切使えなくなるという仕様らしいのですが、ChromeOS Flexの場合はどうなのでしょう?チェックしてみてもただ最新版ですと書かれているだけでそれらしい表記は見当たりません。 

このため家族や来客者用にインストールしたパソコンを導入し、スケジュール管理やkeepなどによるメモ等の作業に使えるようにする、といったことも可能だと思われる。公共施設や旅館といった場所と相性が良いかもしれない。

とりあえず、今はこんな感じです。それではよろしければ参考にしてください。