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  流行中のシーるー手帳


今、流行ってますよね。

でも、またやったら確実に私の財布は札はなくなり
代わりに返済請求の束が届くであろう。

まぁ、私も、そりゃそれなりにハマりました。

ただ問題があって、
田舎ではシールが弱い。
都市部に行かないと、
強いシールが手に入らない。

親に頼んでも

「ここに来ただけで満足しなさい!」

って言われる。違う。

私は“その土地のシール”が欲しい。

限定感。

今で言う“ポチれないやつ”。

通販のFELISSIMOのシールとかも

あとはふわふわの毛のやつ。
𓃟(私はピンクの豚) 

あれを貼るだけで
自分の生活までワンランク上がった気がする。

※気がするだけ。



そんなある日、焼き鳥屋の父の店で
お客さんがふと見せたシール

「半額」「うなぎ」「お買い得」

今でも魅力的なシールである

ーーーーーー強い。

私は思った。これ、欲しい。

「ねぇ、それ一枚ちょうだい?シール手帳に貼りたい」

すると客さんは、

そしてくれた。
早速張り付けた私

「るーちゃんもっとほしいか?」

即答で

「うん!できれば全部」


...…欲深い子供である

翌日。

各部署から集まったシールの束が、実家の店に届いた。
精肉。鮮魚。惣菜。青果。
そう、そのお客さんはスーパーの店長だった

私のシール手帳は、

スーパーマーケットになった。

るー商店開店。

こんな感じのが出来たんよ


んで、案外これが人気だった。

特に男子から。

理由は分かる。キラキラでもない。

可愛くもない。

実用一点突破。
買わせるためのインパクト 

「これ、どこで手に入れたの?」

「うなぎって何?」

「半額って貼っていいの?」

気づいたら私は、

シールを媒介に男子と会話していた。

そうして私は学ぶ。

女子は「世界(かわいい)観」で貼り、

男子は「用途」で貼る。

そして私はその日から、

女子グループにも男子グループにも属さない、

“商店シーるー屋”として生きることになる。


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るー/休眠中 読んで下さりありがとうございます。応援費は私の音対策に必要なイヤーマフ購入費にあてさせてもらいます。無理のない範囲で応援して下されば幸いです。