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ザッパを取り巻く侍たち

最近のザッパ関連収穫物。

ジャン=リュック・ポンティの1969年のアルバム『エレクトリック・コネクション』。ポンティがザッパと共演する直前に録音された作品である。ビッグバンドをバックにポンティがエレクトリックヴァイオリンを弾きまくっている。同じくザッパと関係の深いジョージ・デュークも参加。

で、このCD帯。上部に「ザッパを取り巻く侍たち」と書いてあるのがわかるだろうか。

今回入手した盤は、1993年にONE WAY RECORDSが再発したCDに、今は亡きMSIが解説と帯をつけて販売していたものなのだが、MSIはザッパと関わったミュージシャンの作品を、このキャッチフレーズでシリーズ化してリリースしていた。

写真の4タイトルが「ザッパを取り巻く侍たち」のすべてである。

ザッパ以外のマザーズメンバーが結集したグランドマザーズ、初期マザーズのドラマーだったジミー・カール・ブラックのバンド、ジェロニモ・ブラック、フロー&エディ期マザーズのドラマーだったエインズレー・ダンバーのグループ、エインズレー・ダンバー・リタリエイション、そしてジャン=リュック・ポンティ。

今回『エレクトリック・コネクション』のMSI盤帯付きを入手したことで、ようやくシリーズコンプリートとなった。帯のデザインが遊び心にあふれたものになっているのも嬉しい。

こんなことで喜んでいるのは自分くらいのものなのだろうが、こういったシリーズがかつて発売されていたという記録を残しておくことは、極東の国ニッポンにおけるザッパ受容史のサブエピソードとして、多少なりとも意味のあることだと思っている。

帯の背を並べてみた。ザッパ「プレイグラウンド・サイコティクス」のMSI盤帯にも使われていた独特の描き文字が楽しい。
解説は「大ザッパ論」の大山甲日氏。ポンティの歩みを追いながら、ザッパが関わった他のヴァイオリニストたちにも触れていて、読み応えのあるライナーであった。

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